以前ご紹介した「和流」ユニット『Kao=s』(カオス)のメンバーで、シャミセニスト・寂空~Jack~さん、鹿島田にある焼き鳥屋「喜作」でライブでした。
毎月第2・第4日曜に行われているこのライブ、第2は津軽三味線のみ、第4はゲストを迎えての開催。
25日はジャンベ&ヴォーカルのSUGEEさんがゲストでした。
アフリカの太鼓ジャンベは日本でもかなり知られるようになり、ドラマーやパーカッショニストの方でもレパートリーの一つとして取り入れる方が多くなっていますが、SUGEEさんは西アフリカ・マリ共和国でそのリズムを会得したという、生粋のジャンベ奏者です。
寂空さんのロックな香り漂う津軽三味線にピタリとマッチしていました。
お話によると、日本の民謡(特に録音年代の古いもの)と、アフリカの楽器であるジャンベのリズムとは、ほとんどそっくりなのだそうです。おそらく、どこかで繋がっていたのでしょう。
以前、日本の祭り囃子が、古いユダヤ音楽のリズムとほぼ同じだという話を聞いたことがあります。また、沖縄の音階は、インドネシアの音階と同じなのだそうです。
どこで、誰が創り、誰がどうやって伝えたか、もう知る由もありませんが、音楽というものは遙かな距離も長い時間も超えてしまうものだと実感しました。
小さな焼き鳥屋さんで、壮大な体験ができました。
写真は「喜作」のオススメ焼き鳥盛り合わせ。焼き鳥そのものも絶品でしたが、上の端の方に写っている付け合わせの金山寺味噌がまた絶品。酒を進ませようという陰謀に違いありません。(笑)
寂空さんのYoutube画像です。
http://www.youtube.com/watch?v=LzXkwmZvFtE (♪「津軽じょんがら節」)
『Kao=s』Youtube画像です。
http://www.youtube.com/watch?v=dj7tjZlwano&list=TLxcy7uz1rHB0 (♪「桜の鬼」)