『Neo Ballad』:「新しい和のアイデンティティ」
「これが…民謡?!」
聴いた方、誰しもがそう言います。
『Neo Ballad』の音楽、確かに民謡は民謡なのですが、全く古臭い感じがなく、むしろどんな音楽よりも斬新で鮮烈に響きます。
「テクノやニューウェーブと融合させて民謡をリメイクした」と言われることがあります。しかし『Neo Ballad』は単に「リメイク」ではなく、生命力溢れる新たな音楽を生み出したと言ってもいいでしょう。
ヴォーカル・若狭さちさんは福島県会津地方出身。幼少時に民謡全国大会で優勝した経験もある歌い手です。その後ロックバンド、ソロ活動、いくつかのユニットでの活動などを経て、現在は『Neo Ballad』として活動することがほとんどです。
個人的に、ソロ活動の頃から応援していますが、『Neo Ballad』で水を得た魚のようになったと思っています。
ドラム/サウンドプロデュースの上領亘さんはドラマーとしてよく知られている方です。「GRASS VALLEY」のドラマーとして1987年にデビュー。その後多くのメジャーアーティストのドラムサポートをつとめます。現在は『Neo Ballad』の他、プロデューサー、アレンジャー、作曲家としても活躍されています。
『Neo Ballad』ライブには何度も行っていますが、本拠のようになっている「KOENJI HIGH」などは若い人で溢れ、クラブに近い雰囲気。観客も「民謡」ということはあまり意識せず、自分たちの感性でライブを楽しんでいるようです。
民謡に新しい息吹を、という動きは、民謡界の内外から様々出てきていますが、最も鮮烈にそれをやっているのが『Neo Ballad』だといえるでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=bD2Q-jWqTw0 (「Neo Ballad 01」 Youtube)
6月21日(金)『Neo Ballad』ワンマンライブ「天地人神心 Vol.2」
「KOENJI HIGH」にて、19:00~。
前回ワンマンは満員御礼でした。チケットのお求めはお早めに。
詳しくは『Neo Ballad』公式サイト(このページのトップに記載のURL)をご覧ください。