サビ猫の日 | トムのブルース

トムのブルース

NO FUTUREな飼い主と、敏捷性に欠けているアビシニアン“トム”のブルース。トムさんは旅立ってしまったけれどブルースは鳴り続ける。

31日はサビ猫の日だったらしい。

うちのサビ猫のヨギちゃんとは旅立ったアビシニアンのトムさんの火葬を終えた後、お世話になった動物病院に挨拶に行った時に出会った。

神奈川のどこかの海岸だったか川原かだったかに捨てられていて、

なぜか埼玉の動物病院に連れ込まれていた4匹のうちの1匹。

その時はただの灰色の猫に見えてサビ猫というのもわからなかったし、うちで引き取るなんて考えもしなかった。


これからちょうど産まれそうな猫たちもいて里親募集するらしく、落ち着いたらぜひなんて言われたので、産まれたら連絡下さいと言って1ヶ月後くらいに猫好きの友だちを連れて見に行くことになった。

その時もまだ新たに猫を迎え入れる気持ちはなかったはずなのに、4匹のうち1匹だけ残っていたヨギちゃん(当時はベリーちゃんと呼ばれていた)と遊んでいたら即懐かれてしまい、友だちの後押しもあって気付けばうちで引き取りますと言っていた。









それから大した問題も起きず早2年。

ルルちゃんとは未だ付かず離れずな距離感で、あんまり仲は良くない姉妹といった感じ。

たまにとても仲が良い。






改めて見ると充分仲良しかも。






ヨギちゃんが来て気が紛れたかと言われれば紛れたとは思う。

でもトムさんが居ない寂しさは変わらない。

ルルちゃんとヨギちゃんが仲良く側にいて幸せを感じると、ここにトムさんも居たらといつも思う。

早く生まれ変わってまたうちに来てくれトムさん。




フラれた寂しさもまだあるが、彼女はいなくてもかいい猫たちに囲まれた幸せな人生じゃないか、我が人生は!