本日はact2【悪い男】の感想。
先週は休載だったので2週間ぶりの感想になりますね。
インコースとアウトコースの厳しいボールゾーンへ絶妙に投げ分け、アメリカ打線に付け入る隙を与えません。その活躍っぷりにはアメリカ代表の監督も【彼が1番いい投手だろう】と太鼓判を押すほど。
アメリカ打線も流石のパワーを披露しますが、アメリカと日本のストライクゾーンの差に大なり小なり戸惑っている様子。そういえばメジャーに行った日本人投手はことごとく
●日本の「困ったらアウトロー」は外国人には通用しない
●逆に通用するのがインハイ
と話していますね。
日本人は外国人と比べると非力でリーチも短いので、バッターから最も距離の遠いアウトローに投げればバットコントロールやパワーが発揮しにくく抑えやすいということでしょうが、外国人はリーチが長くパワーがケタ違いなのでアウトローに投げたところで苦にならないんでしょうね。だから逆に腕を畳んでさばく必要があるインハイの方が、リーチが長い外国人を抑えやすいと。
で、その戦略を思いついたのがコイツ。
「ゾーンが異なることによる有利不利?地の利は生かして当然やろ」という御幸ニキ。そしてそれを皮肉るチームメイトたち。流石の性格の悪さやで(褒め言葉)
まあホームで力を発揮してアウェイで力を発揮しにくいのは当たり前ですが、両軍のメンツからしてホームだから勝てた・アウェイだから負けたという試合展開にはならないでしょう。どっちも地力の高いチームですからね。
楊舜臣、新球スローカーブを織り交ぜ直球で空振り三振。
やっぱコントロール良い投手って神だわ。
球速も変化球もそこまで飛び抜けてない阪神秋山が今年覚醒したのも頷ける。
球速も変化球も制球力も全部神ってる巨人菅野が日本最強投手なのも頷ける。
3回表まで完璧な投球を見せる楊舜臣。しかし東京センバツも2回までノーヒット。どちらもこのままでは終わらないでしょう。
鍵となるのは2巡目を迎える4回以降。果たしてどちらのチームが先制するのでしょうか。