(2017年9月パス更新)
ARC高校。作中における埼玉県最強の高校。
●チーム打率4割5分8厘(県内トップ)
●チーム防御率1.00(ARCの異名は投手王国:全員他校ならエース級)
●ベンチ入りメンバー全員が50m6.5秒以下(ベンチ入りの必須条件)
これでも例年と比べると迫力に欠けると言われ?チートっぷり。あの強打の千朶を差し置いて「データだけ見れば間違いなくARCが甲子園行き」と言われるほどのバランスブレイカー。
作中では準決勝で武蔵野と激突しましたが、2年3年の投手を全て温存した上で榛名を打ち崩しコールド勝ち。決勝では千朶を負かし、見事甲子園出場を決めました。
その辺りを考慮して、野手投手含め全員が走力C以上、チームバランスもぶっ壊れ気味にしていますが、各々の能力はパッと見そこまで強すぎるわけではありません。ARCは全ての要素が高レベルな上で合理的な野球を行うという安定感が強みですね。
1番レフト北川。
アウトコースの流し打ちが得意で、甘く入った球を確実に仕留めるだけのミート力も有します。
何より圧巻なのはその脚力で、十八番のセーフティバントはもちろん、「右投手より左投手の方が走りやすい」・「二盗より三盗の方が簡単」というマジモンのチーターマン。彼を出塁させた時点で失点は免れない、最強のチャンスメーカーと言えます。
2番セカンド小杉。
インハイが得意な長打も打てる2番打者。送りバントはもちろん、エンドランや強打でもチャンスを広げてきます。流し打ってもポール際の観客席にブチ込めるだけのパワーを有しているので非常に厄介と言えます。
春夏通じて榛名とは相性が悪かったのですが、最後の最後でタイムリーヒットを放ちました。
3番ショート塩入。1年生。
1年夏で名門ARCのクリーンナップに座り、リリーフまでこなす青森出身のスーパールーキー。
ARC特有の脚力はもとより、守備範囲の広さから打力まで全てが1年生離れしており、武蔵野戦では榛名相手に4打数3安打(長打2本)1四球3打点と大暴れ。最後はコールドとなるトドメの一撃を放ちまきた。
投手能力は完全に仮査定ですが、名門ARCでリリーフを任せられるに十分な能力は持たせています。
4番キャッチャー吉田。
ARC投手陣を支える扇の要。投手ごとに接し方やリードを180°変えることで各々の力を100%引き出します。エース級の投手が4人いてもマスクを被るのは吉田1人いうのもなかなか凄い点。
ARCの4番なので打力の高さは言うまでもなく、得意コースはインコース。ポイントゲッターであり、榛名からツーベースを2本放っています。春日部の4番高橋よりは通算本塁打数が少ないとのことなので、基礎能力はほとんど全く同じにした上で高橋はパワーヒッター、吉田はインコースが得意なのでプルヒッターという形で差別化させました。
5番ライト増田。
器用さのあるタイプで、吉田と並ぶ強打者。
パワーではヨシ(吉田)に及びませんが、それでもチーム2番目のパワーを持たせつつミート力はヨシより少し高めにすることで、様々な投手に対応できる5番打者らしくなりました。
武蔵野戦では3打数1安打1打点1死球でした。
6番サード田辺。
作中の武蔵野戦では、榛名のセーフティを防いだことと、最終回(8回)に死球を食らったこと以外は特に目立った活躍はありませんでした。
まあそれは武蔵野戦で目立たなかっただけで、チーム打率4割5分を誇る打線の6番打者が弱い打者な訳ないんですけどね。
7番ファースト松原。
下位打線ですが、なんと打率3割8分を誇る驚愕の7番打者。ARCヤバすぎませんかね。
それまで2三振ながら、次の打席で榛名のストレートを初球で捉えヒット。ARCが榛名を打ち崩すキッカケを作りました。
8番センター坂巻。
最終回(8回)にライト前に落ちるタイムリーヒットを放ちましたが、それまでの打席は三振・ライトフライ・バント(FC)であり、武蔵野バッテリーも語っているようにパワーはあまりありません。(あくまでARCレギュラー陣の中では)
最低限の打力はありますが、8番センターというポジションから、打力よりは守備力に定評がある、という選手に仕上がっています。
太田川。1年生。
塩入と同じく1年夏でARCのベンチに加わった期待の新星。スピードあり、コントロールあり、決め球ありと三拍子揃ったルーキー。中学時代はKボールで全国制覇しています。(※Kボール=簡単に言うと準硬式とは異なる、硬式よりの軟式球)
すぐ選手の挑発に乗ったり吉田に絆されたりと、感情がすぐ表に出るわかりやすい投手。本来はスライダーが中心の変化球ピッチャーですが、武蔵野戦ではストレート中心だったりと、ここでも吉田が捕手として単純な太田川を上手く引っ張っていることがわかります。
ARC4投手の中では最も格下。
エース清田。3年生。
投球描写はありませんが、準々決勝に登板して7回126球3失点、被安打8という数字が出ています。
能力は完全に仮査定ですが、2番手の前山より球速は劣るも、それ以外が全てワンランク上という形に設定することでエースらしい安定感ある投手に仕上げました。
2番手ピッチャー前山。3年生。
当初、武蔵野はこの投手が先発してくることを想定して速球を打ち込んでいたことから速球派だと思われます。
よって球速はエース清田を5キロ上回るARC最速投手に設定。その他のスタミナ・制球・変化球・特殊能力を全て清田よりワンランク落とすことで、エースと2番手の違いを明確にしました。
サウスポー高林。2年生。
彼も投球描写はないので仮査定。サウスポーらしく、高い制球力でスライダーとチェンジアップを操るスタンダードなタイプにしています。
武蔵野戦では、やはりルーキーの太田川にそこまでの信用がないからか、浅い回(2回表)から肩を鳴らしているシーンが伺えます。
彼に関しては2年生なので、ひょっとしたら西浦高校を相手に投げる日が来るかもしれませんね。
パワナンバーです。
もし使ってみたい方はご自由にどうぞ( ´ ▽ ` )ノ