最近は週1回以上は実家に通っており、往復5時間電車に乗っているので
電車の中で本を読むことが多くなりました。
これも図書館で借りた本です
蓮池透さんの本
『奪還~引き裂かれた二十四年間』(2003年)新潮社
https://www.amazon.co.jp/%E5%A5%AA%E9%82%84-%E5%BC%95%E3%81%8D%E8%A3%82%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%81%9F%E4%BA%8C%E5%8D%81%E5%9B%9B%E5%B9%B4-%E8%93%AE%E6%B1%A0-%E9%80%8F/dp/4104599018/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1491278915&sr=1-3
2002年に蓮池薫さんら北朝鮮拉致被害者が帰国、24年間の出来事を書かれた本。
家族の立場で書かれた稀有な資料という点で興味深く読みました。
行間が広いのですぐに(2,3時間くらいで)読めます。
その前に読んだ朝鮮総督府の元警察官僚の方の手記が大変面白かったので
それと比べると文章力は普通なレベルです。
(朝鮮総督府の方の文学的素養が特に秀でておられたのだと認識できました。)
続けて読んだのがこちらです。
『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々 』(2015年)講談社
後味の悪い作品でした。
蓮池透さんがこんな方だとは知らなかったので若干の驚き…。
考えが昔とは変わることはありますが、だからといって
以前は一緒に闘ってきた仲間をこんな形で誹謗中傷するとは。
本にすることないんじゃ…。
講談社の担当も徒に刺激的なタイトルをつけますよね。
売れたらいいという考え?
相変わらず文章力は普通なので読んでてダレます。
一方的な悪口には共感できない。
読むに値するのは巻末の青木理氏との対談の
青木氏の発言ぐらいでした。