*韓国語上級単語の話です。

단촐하다 は 辞書的には 단출하다 が正しいですが

一般の韓国人は단촐하다 で覚えているので、私たちも단촐하다 を使うのが良いと思われます。
本来 출(チュル)なのに、촐(チョル)で認識されている原因は、
類義語 조촐하다(チョ チョラダ)のせいかもしれません。

조촐하다 (低く始めて)チョ(高く)チョラダ 
  1、아담하고 깨끗하다  こじんまりとしてキレイ
  2、행동 따위가 깔끔하고 얌전하다 すっきり落ち着いている
  3、 외모나 모습이 말쑥하고 맵시가 있다 上品で趣味が良い

 この単語は良いイメージですね。
 規模は小さいが好ましいものに使われてます。조촐한 결혼식, 조촐한 돌잔치, 조촐한 파티



それに対し
단촐하다(단출하다)は「規模が小さく簡便だ」
簡素化されているイメージが大きい。

例)『엄마를 부탁해』より
p,12 언제부턴가 도시 식구들이 J시에 가는 일보다 엄마가 아버지와 함께 도시로 오는 일이 많아졌다.
(中略)…그래야 움직임이 단출하긴 했다. (動きが短縮される)


수수하다 は「地味だ」 ですが、この単語のイメージはよくありません。

日本語の「ジミ」はそれほど悪いばかりでないと思うので、
辞書にはないですが、日本語の「じみだ」「地味に」は수수하다, 수수하게 だけじゃなく
マイナスの意味がなく簡便にの意味が大きい時は、단촐하게 を使うといいかもしれません。
단촐하게 결혼식을 올리고 싶어요(ジミ婚がいい)
단촐하게 살고 싶어요. (ジミに暮らしたい)のように。