本の「しおり」は? | 韓国語教室 とるめんい川西

韓国語教室 とるめんい川西

2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

これは昔から不思議に思っていることなんですが、

本の「しおり」といえば、本の間に挟んでおく紙などでできた薄い小物のことですよね。



それを韓国語で言うと、책갈피 なんですが

日韓辞書に載ってないんです。

서표 [書票]とか出てますが、聞いたことないです。 책갈피 でしょ?



逆に韓日辞書で 책갈피 を引いてもやはり「しおり」という文字はなく、

「本のページの間」という意味が載っていて、

「本のページの間に挟むもの」とは書いていません。

むちゃ不思議です。



手持ちの電子辞書では、ご丁寧なことに例文で

「しおりを 本のページの間に 挟む  서표를 책갈피에 끼우다 」と載っていて

しおり= 서표
本の間= 책갈피

ということになっています。



仮に元々の意味はそうで、変わってきたのであったとしても

実社会では「しおり」のことを 책갈피 と言ってます。

80年代、私が韓国語初級の頃から不思議に思ってました。

 (‐韓国でおみやげに「しおり」を買って、実際に聞いて覚えた単語なんです)



これだけ普通に使ってるんだから、

「しおり」は「책갈피」
「책갈피」は「しおり」でいいんじゃないんでしょうか。



なんで辞書の책갈피 に「しおり」の意味が載ってないのか、全く不思議です。