
主人公である裕福な40代主婦の、高校時代の仲良しグループの名前が「サニー」。
25年たって再結集するお話しです。内容は想像に難くない…
評判は聞いてましたが、あまり見る気がせず放置してました。
うまく作ってあると思う。ほぼ中断せず一気に最後まで見ました(これは最近の私には珍しい)。
でも後味はあまりよくないです。一番の違和感はラストシーンかな~。
(韓国の記者リビューにもあったけど)
…하지만 [써니]의 뒷맛은 그리 상큼하지 않다. しかし「サニー」の後味はさほど爽快ではない。
추억의 보상이 결국 현재 '좀 사는' 친구들의 물질적 은총이나 경제적 구원으로 마무리 될 때…
想い出の補償が結局は、裕福に暮らす友達の経済的援助や施しで終わってしまう時…
いえ、そんことより、私がひねくれてるだけです。
「涙あり、笑いあり、人生の主人公はわたし!」的なノリは元々苦手なので…。
★3つにしましたが、面白いので見て損はしないと思います。
80年代の韓国も懐かしい感じです。家に飾ってあるキリスト教の額とか、街の看板とかもね~。
금성(いまのLG)とか、教室に홀러서기(当時の大ベストセラー)の詩が貼ってあったり
現代の韓国に対する風刺(ブランド好き、仕事ばかりの夫、家族の世話に忙しい主婦、形だけのアッパサランヘヨは笑える)とか。
ところであらすじ紹介にあった裕福な主婦の「何か2%足りない」って
これ、韓国の慣用句みたいなものですよね。
今まで深く考えたことなかったけど時々聞く気がする。
だったら読むときも「2%足りない」ってそのまま直訳して理解したらダメってことですよね。
2パーセント足りないなら98パーセント満足?って
韓国人はそう思わないのかな?
今度聞いてみよう。思わなかったらただの慣用句ということで
数字は訳出する必要なし。
○追記
「モモの天然水」みたいな飲料水のCM
「(水分が)2%足りない時…」っていうのがキャッチコピー
(商品にも書いてあったような…)
そのCMがヒットして以後、一般でも使われるようになったようです。
そんな背景のない日本で直訳すると、
「なんで2%なんやろ?」って思ってしまうかもしれないので
「何か物足りない」くらいで良さそうです。