「カドラ通信」と「証券街チラシ」 | 韓国語教室 とるめんい川西

韓国語教室 とるめんい川西

2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

最近の言葉です。

「カドラ通信」=伝聞情報 = 根拠のないうわさ話、デマ(루머)
「カドラ~」 は 「コ ハドラ~(~って言ってたよ。)」の慶尚道方言。
 終止形+카더라 = 終止形+고 하더라

「○○通信」は「AP通信」のような、実際にある通信社を模したもの。







同じようなのに、こんなのもあります。
「証券街チラシ」=証券街の裏情報
証券街で出回っている情報。特に芸能人、政治家たちのスキャンダル。
株価にかかわることも多いので、証券街ではそんな情報を先にキャッチしている。ということから
「証券街チラシを入手!」とか言って、世間の注目をあびるようです。なので出処や真偽は不明。



ちなみに증권가[証券街]は、ちゅん ぉん  と読みます。(濃音化)
찌라시(チラシ)は日本語から来た言葉。전단지 のこと。
今もいくつかはそういうの(日本統治時代に日本語が入ってまだ使われている)が残っています。







そういえば7年ほど前に「Xファイル」というものが話題になりました。
これは大手広告代理店の芸能人に関するマル秘情報ファイルで、それが流出したとのことでした。
Xファイルは韓国の友人を通して私にも回ってきましたが(野次馬…)、「広告に使う際に参考にする、その芸能人の性質、評価、価値」を分析したものでした。