秋へ 가을로 ★★★☆☆ | 韓国語教室 とるめんい川西

韓国語教室 とるめんい川西

2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

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三豊百貨店崩壊を扱った映画。2006年
出演:ユ・ジテ キム・ジス
内容:婚約者が百貨店崩壊の犠牲者となる。
   残された男は彼女の残したノートをもとに旅に出るが、そこで・・・。



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1995年、ソウル市端草区端草洞にあった営業中の百貨店が突然崩れ、
500余名の方が亡くなるという大惨事がありました。
前年には漢江にかかる橋(聖水大橋)が突然落ちています。
こちらは朝のラッシュアワー中の事故でした。
とても信じられないような事故ですが、どちらも手抜き工事が原因とされています。


以下、インターネットより記事引用・訳文
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崩壊原因
http://km.naver.com/list/view_detail.php?dir_id=61801&docid=31668576
1、概要
ソウル特別市端草区端草洞に位置する三豊百貨店が崩壊し、500余名が死亡するという事故が発生した。1945年の解放以来、史上最悪の事故であった。設計施工および維持管理上の欠陥が複合的な原因となって発生したこの事故は、行政官僚の腐敗と手抜き工事による人災として大きな衝撃を与えた。また建物の一部が崩れるなど、異常な兆候があったにも関わらず営業を続けた安全管理上の問題や、事故が起こった後の応急装備の不足や救助体系の不備なども犠牲者を一層増やしたとして、建設業界だけでなく安全管理体系に関する課題も残した。

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この事件に関する韓国ネチズンの記事を見つけたので、これも訳してみました。

http://kin.naver.com/db/detail.php?d1id=6&dir_id=61407&eid=nGkYdzEk1lBiPX2YRJNbE9SftEj98/Nb&qb=u+/Hs7npyK3BoQ==

三豊百貨店崩壊事件・・・
私が高校生の頃でした。
塾に行くためにバスに乗り、ちょうど前を通り過ぎるその瞬間でした。
今でも鮮明に覚えています。

先日「秋へ」という映画を見ました。
三豊百貨店に関連した映画でした。
ご覧になってない方は是非。

外国の災害映画のようにヒーローも出てこないし、
人命救助に尽くす感動のストーリーでもありません。
一人の人間が経験した現実をただ描いた映画です。
三豊百貨店の被害者・・・そして残された人々を描いた話です。
当時の被害者や遺族の気持ちを逆なでするという批判もありましたが、
個人的な意見としては、いつの間にか事件があったことを忘れてしまう
当事者以外の人々のために作られた映画だと思います。
監督は、(どんな意図かわかりませんが、私の感じたところでは)
映画の場面場面で、家族や主人公の台詞の中に
当時の事件に対する批判と伏線を盛り込み
二度とこんなことが起こらないでほしいという、
そんな気持ちも込められている映画です。
(中略)
大韓民国に住み、今を生きている私が記憶している
もう一つの大きな事件に「聖水大橋崩壊」があります。
死亡者の数はさほど大きくありませんが、
(公式的に死亡者32名、負傷者19名)
大きな事故に比べれば小さな数字ですが、
当時、相当なショックを受けました。
通勤・通学、ラッシュアワーの真っ最中だったので。
特にバス(乗用車5台とバス1台が川に落ちました)の乗客は
大部分が女子学生たちでした。

この2つの事故が一年もたたないうちに続けて起こったのです。
○聖水大橋崩壊 :1994年10月21日午前7時38分頃
○三豊百貨店崩壊:1995年6月29日午後5時55分頃

これらの事故の最も大きな原因は手抜き工事でした。
聖水大橋の場合は、品質のよくない資材を使用したこと、
およそ2年(77年~79年)という無理な施工も。

三豊百貨店も建築関連法が全く反映されていなかった無理な施工が原因です。
私が韓国で同時代を生きながら体験した大きな出来事でした。