ドラマ「幻想のカップル(ファンタスティック・カップル)」で
主人公の二人が車に乗っている時に
ふとラジオから流れてくるこの歌。
godの 어머님께(母さんへ)。

何不自由なく育った(らしい)
ナ・サンシルが尋ねます。
「どうしてお母さんはジャージャー麺がきらいなのかしら?」

今の韓国の若い人は同じような質問をする人がいるんですね。
ネイバーで知識検索するとそんな質問が。

godのメンバーはもう20代後半かな。
20年前は貧しい家も多かったと思います。
ジャージャー麺も高級な食べ物だったとか。

そういえば、初めて韓国に行ったとき、
高級中華料理店で昼ご飯にジャージャー麺を
ごちそうしてもらったのだったな。
そうか…昔は高かったのか。

あの時はまったく口に合わなかったけど
今は普通に好きです。

http://blog.naver.com/chiws0?Redirect=Log&logNo=100018277220
(ここで歌が聴けます。)ここの記事も興味深いです。

追記;上のサイトはもう見れないのでyoutubeでどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=qWWzsCJ2SbU


全部書きたいのですが字数制限があるので、一番だけ歌詞を。


어머님께 「母へ」 god
rap
어려서부터 우리 집은 가난했었고
小さいころから僕の家は貧しくて
남들 다 하는 외식 몇번 한 적이 없었고
誰もが普通にしている外食もあまりしたことがなくて
일터에 나가신 어머니 집에 없으면
母さんが働きに出て家にいない時は
언제나 혼자서 끓여 먹었던 라면
いつも一人でラーメンを作って食べた
그러다 라면이 너무 지겨워서
だけどラーメンはもう飽き飽きで
맛있는 것 좀 먹자고 대들었었어
何か美味しいもの食わせてくれと無理を言ったら
그러자 어머님이 마지못해 꺼내신
母さんは仕方なく隠してあったヘソクリで
숨겨두신 비상금으로 시켜주신
ジャージャー麺の出前をとってくれた
자장면 하나에 너무나 행복했었어
ジャージャー麺ひとつでホントに幸せだった
하지만 어머님은 왠지 드시질 않았어
だけど母さんはなぜか食べなかった
어머님은 자장면이 싫다고 하셨어
母さんはジャージャー麺が嫌いだと言った
어머님은 자장면이 싫다고 하셨어
母さんはジャージャー麺が嫌いだと言った

*야이야아아
그렇게 살아 가고
そうして暮らした
그렇게 후회하고
そうして後悔した
눈물도 흘리고
涙も流した

 야아이야아
그렇게 살아가고
そうして暮らした
너무나 아프고
苦しかった
하지만 다시 웃고
でもまた笑った

(2、3番は字数制限でハングルが書けないので、訳のみ書きます。)

2、rap
中学1年の弁当の時間に
友達同士で集まって弁当のフタを開けた時
金持ちの息子が僕に言いがかりをつけた
変なおかずだな!
僕は恥ずかしくなってつい涙が出た
そしたら「泣いてるよ」と僕をからかったんだ
がまんできずに顔をめがけて飛んだ拳に
働いていた母さんがまた学校に呼び出された
いや引っ張られてきた
本当にすみませんでしたと
そいつの母さんに謝っていた
頭を下げて何度も何度も
母さんは謝っていた
母さんは謝っていた

そうして暮らした そうして後悔した 涙も流した
そうして暮らした 苦しかった でもまた笑った

3、rap
父さんはいなかったけど僕らはやった
ついに小さな食堂を持てることになったんだ
そんなに大きくはない店だったけど僕らは幸せだった
しわの増えた母さんは目頭に涙を浮かべた
僕と母さんの名前を一字ずつとって
食堂の名前をつけて御祓いをして
夜遅くまで開店祝いは続き
0時を回ってやっとみんな帰って行った
母さんは疲れたのかそのまま横になった
そうして起き上がることはなかった
もう二度と…

母さん
僕はあなたが大好きだった
一度も言葉にできなかったけれど
母さん
大好きだよ
安らかに眠って下さい
僕のいない世界で
永遠に



*日本語の訳詞はオリジナルです。転載される場合は必ずご連絡下さい。