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なんば千日前セントラルで見てきました。
満席でした。この映画館は指定席制ではないので
映画が終わったあと出てくると、みんな傘をさして長蛇の列を作っていました。

(ちなみに韓国の映画館はすべて指定席です。値段は8千ウォンくらい・今のレートで1,000円)


映画「日本沈没」は、草薙剛と柴咲コウ主演、
もともとは小松左京の小説、1973年に映画化されヒット、
ヒットした勢いで、当時ドラマも作られました。

映画としては33年ぶり、2作目です。

主題歌は久保田利伸と韓国の若手女性歌手ソン・ミンが歌っています。
ソン・ミンさんの名前は日本のサイトだと英語になっていていますが、
韓国サイトで調べたところ、ハングル表記は 선민 ですね(1988年生まれ!)。

歌の題名 :Keep Holding U

歌手名  :SunMin thanX Kubota
http://music.yahoo.co.jp/shop/c/10/vicl36076


私は子供のときに、父と一緒に「日本沈没」第一作め(1973年公開)を見ました。
それもあってか、懐かしかったです。
田所博士と小野寺君というのも遠い昔に聞いた懐かしい響きだ・・・。
当時まだ10歳にもなってなかったので、内容は難しかったけど、
怖いものみたさで、父について行きました。
各地の壊滅シーンは今も記憶に残っています。
地名も大きく映るのが印象的でした。

今回の2作目でも壊滅シーンは怖いですね。
日本沈没 公式HP  http://www.nc06.jp/

(以下ネタバレあり)

感想ですが、いろいろ賛否あるようですが、私は面白かったです。
各地の破滅的な災害シーンは大画面で見る価値あります。。
大阪も例に漏れず、グリコのマークの水没、
奈良は折れた大仏が登場しました。

大阪なんばの映画館で見たので、グリコのマークがすぐそばにあるのに・・・
と思うと苦笑してしまいました・・・。
各地ともそうだったらしいです。
いきなり大火災のシーンが出てくる某地では、爆笑だったとか。
不思議な気分になりますよね。

主役の二人の恋愛の流れは中途半端で感情移入できません。
キスシーンはなくても良かった。
柴咲コウがキャンプの中で「抱いて・・・」と言うのも
とってつけたようでいただけません。
しかも草薙剛に断られてしまうし、ちょっとね~。
無理して恋愛ものにしなくてもよかったのに。
淡い恋心程度に納めたほうが、二人のイメージに合っていたと思います。

印象に残るのは、日本沈没にあたって
どんな対策をとるべきか、
日本の有識者にアンケートをとったところ、
何人かが「何もしない」と書いたというエピソードです。
沈みゆく大地と共に自分たちも命を終えるという考え方・・・。
「非常に日本的だ」と首相(石坂浩二ふんする)が述べていましたが、
実際どうでしょうか。

また、諸外国が日本人移民の受け容れに消極的で、
西洋?では反対運動まで起こっていました。
あれを見ると少し悲しくなりますネ。
韓国は受け入れを拒否・行っても不法入国扱いで戻されますよという
港の放送がありましたが、どうでしょう。
韓国に行ってもダメだという話は前作でも挿入されていたそうですが。





あと、
吉野川、紀ノ川を「よしのがわ、きの(が)わ」と言っていたのは
ひっかりました。
紀ノ川は「きのかわ」で清音です。
紀ノ川流域で生まれ育った者としては、ちゃんとチェックして欲しいところでした。
まあ、ニュース読む人も間違えることはあるから、
東京の人が間違えるのは、よりリアリティがあるのかな。