一番安いので13,700円です。(片道)
大阪出航が毎週月、水、金です。
夕方の4時に大阪港を出て、翌日の10時に釜山港に着きます。
パンスターフェリーのHP
http://www.panstarferry.com/index.htm
学生の頃、まだ飛行機の格安チケットがなかった時代には
よく船で行ったものです。
大阪からは瀬戸内海を通って、九州の関門海峡をとおり、釜山へと北上します。
一晩の旅です。今まで下関ー釜山を含めて5回くらい船に乗っていますが、
船酔いしたことはないです。通常時はそれほど揺れません。
一番新しい時期では昨年の秋に船で行きました。
その時のことや、知人からの話によっても、
大阪港に着いた瞬間から、もう韓国の雰囲気です。
大きなダンボールを送る韓国のオバさんやオジさん。
ほぼ満席だったと思いますが、韓国人乗客が9割くらい?
私のときは、日本側との交流を終えた団体客
(大学生の団体や、名札を胸につけたオバちゃんなど)が多かったです。
話す韓国語も圧倒的に釜山方面のイントネーションで…。
(標準語とされるソウル言葉とは全然違うのでわかります。)
私は一番安い座席を買いましたが、
4人部屋で二段ベッドが二つ。小さなテレビが一つの部屋でした。
韓国のアジュンマ(大阪に嫁いで今回は里帰りとのこと)と二人でした。
船に乗って一段落すると晩御飯を食べに食堂に行きます。
800円くらいからの定食(韓国料理が主)がいくつかあり、味はまあまあでした。
ベッドは狭くて、また暑く、寝つきの悪い私は
いつものようにあまり眠れませんでしたが、
アジュンマは寝ていたようです。
船に対する感想は、やはりシンドイというものです。
船自体よりも、乗船・下船時に階段しかなかったので(それも長~い階段)
長く並ばされ、階段を長く上り、荷物が重かったという印象が残っています。
荷物の多い人はどうやって持って上がったか不思議です。
これが改善されればもっと楽になるでしょう。
通関は、飛行機よりも簡単に済みます。
航路というのは、古代からなされてきた交流の道なので、
一度は体験しておくのも悪くないと考えます。
お勧めします。
朝めざめて、釜山の街がだんだん見えてくるというのは
ロマンチックなものです。
古代の人々もこのように陸地が見えてきたときに
ワクワクしたのだろうなあなどと考えたりします。
(写真)携帯で撮ったので画質悪いですが…
上 大阪港 待合室(税関)の様子
中 大阪港で、これから乗る船を撮った
下 翌日、船から撮った釜山の街