住宅の化石燃料起因のエネルギー消費を減らすためには、

  1)使うエネルギーを自然エネルギー起因に変える

  2)高効率の機器で熱や動力(電気)を作る

  3)作ったものを逃がさないようにする

 の3つが大切になります。


 住宅でのエネルギーのIN/OUT(入/出)を考えるとわかりやすく なると思いま
す。

 ■IN(入)■
  ・化石燃料起因のエネルギーの使う量を少なくする
  ・太陽光や太陽熱、風などの自然エネルギーの使う量を多くする

 ■OUT(出)■
  ・エネルギーの出る量を少なくする


 ただ生活レベルを落として、快適な生活を犠牲にして、省エネを実現するの
は、好ましくありません。

 もっと私たちの欲求を満たしながら、エネルギー消費の質と量を変えていくこと
が理想的です。


 つまり、快適に生活ができ、かつ、INとOUTのエネルギーの量と質を適切にコント
ロールできる住宅が「エコハウス」といえるのでは
 ないでしょうか?


 エコハウスと呼ばれる住宅の中には、太陽光発電システムをつけただけの住宅
や、庭に畑があるだけのものもありますし、オール電化住宅であることもありま
す。


 私たちがきちんと見る目を持つ必要があります。

http://ecokentei.green-nippon.com/


あなたの暮らしは地球何個分?

現状の私たちの生活を世界中の人々に当てはめたら、地球何個分の面積が必要にな
るのでしょうか?

エコロジカル・フットプリントジャパンのWEBサイトで簡単にエコロジカル・フット
プリントを計算してくれるサービスを提供してい ます。
http://www.eco4u.jp/smail/ecofootprint.php

今の暮らしが地球何個分の暮らしなのか?それを認識することで、新しいライフス
タイルの目標が見えてくるかもしれません。



※エコロジカル・フットプリントの詳細は以下の本がお勧めです。
http://www.eco4u.jp/smail/amazon/ecologicalfootprint.php
http://www.oasis-water.net/





朝日新聞の1面に「オイルマネー、島を緑に改造」という興味深い記事が掲載され
ていました。

アラブ首長国連邦のシルバニヤス島はもともとは砂漠だったそうですが、

オリーブやヤシの木が250万本植えられ、

希少な動物たちが群れをなしているそうです。


これらはすべて外から持ってこられたもので、

木には一本一本にホースが張り巡らされ、

水が遣られています。



さらに、湾岸諸国最大となる風力発電が建設されています。



島ではエコツアーが観光の目玉となり、ガイドの言葉が紹介されています。

「貴重な自然を守るために、外から持ち込んだものはすべて持ち帰ってくださ
い。」


えっ、植物や動物、風力発電は外から持ち込んだものでは?



http://ecokentei.green-nippon.com/


先日、「北極のナヌー」という映画を見てきました。

SMAPの稲垣吾郎さんがナレーションを務めておられることでも話題になっていま
す。ご存知でしょうか?

http://www.nanu.jp/

最近の映画ではSFでどんな映像でも作れてしまいますが、この映画は実際の北極で
10年もの間、北極の映像を撮り続けて作られた作品です。

クローズアップされるホッキョクグマやセイウチは飼いならされた動物ではな
く、自然のままです。

カメラマン(兼監督)にも危険な状況があったようです。

動物たちは1年の間だけでも、餌を探したり、天敵から逃げたりと移動し続けるの
に、どうやって追い続けたのか、どうやってあんな映像を撮りつづけたのか、本当
に驚きます。

映画は極寒の地で暮らす動物の生態を知らせるとともに、温暖化により彼らの生態
圏が揺らいでいることを伝えています。


映画の物語性は弱く、エンターテインメント性は少ないですが、静かに感情を動か
します。

映像化されたホッキョクグマやセイウチの実態を知った上で、いったい彼らを救う
方法があるのか?と考えさせられます。

機会があれば、観られてはいかがでしょうか?

http://www.nanu.jp/

http://www.oasis-water.net/





ポーランドのポズナニで開催中の

「COP14(気候変動枠組条約第14回締約国会議)」で、

CANという団体が地球温暖化防止に消極的な国に

「化石賞」という不名誉な賞を発表しています。


これにまたしても日本が選ばれています。

http://www.fossil-of-the-day.org/go/


何が省エネ大国か、何が環境先進国か。

日本には世界を変える技術力も、経済力もあるのに、

それをしないのはむしろ責められて当然でしょう。


私たちは選挙で意思を見せなければいけない。


そう感じています。


http://ecokentei.green-nippon.com/


先日「カーボンフットプリント」についてご紹介しました。
 来年ますますこの流れは加速していきそうです。

 さらに、12月10日の新聞でネスレ日本が、製品に「ウォーター
 フットプリント」を記載することを発表しました。

 「カーボンフットプリント」が製品の製造から流通、使用にいたる
 までの過程で発生する二酸化炭素量であるのに対して、
 「ウォーターフットプリント」は二酸化炭素でなく、使った水の量を
 記載するというのです。


 ネスレ日本が販売しているカップタイプのインスタントコーヒー
 「ネスカフェエクセラ」のウォーターフットプリントは一杯あたり
 12Lだそうです。

 たった200cc(0.2L)程度のコーヒーを飲むのに、12Lもの水を使って
 いるというのです。

 これはどういうことでしょうか?


 ○バーチャルウォーター(仮想水)
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 日本は食料自給率が約4割。多くを海外からの輸入に頼っています。

 海外で小麦や肉や大豆を作るには、その国で大量の水を使っている
 ことになります。

 つまり海外の大量の水を擬似的に輸入していることになります。


 この擬似的に輸入している水のことを、バーチャルウォーター(仮想水)
 と呼んでいます。


 環境省のバーチャルウォーターサイトによれば、2005年に海外から日本に輸入さ
れたバーチャルウォーター量は、約800億m3にもなります。
 http://www.env.go.jp/water/virtual_water/

 一人一日あたりに換算すると、1,800リットルにもなるのです。

 1日の家庭の実際の水の使用量がおおよそ1,000リットルですから、その量の多さ
に驚きます。

 環境省のサイトには、農産物ごとにバーチャルウォーターを示す「仮想水計算
機」という簡易計算機があります。
 http://www.env.go.jp/water/virtual_water/kyouzai.html

 代表的なものを挙げると、

  牛肉     100g 2,060リットル
  パン     1枚   96リットル
  とうもろこし 1本   87リットル
  オレンジ   1個  141リットル
  パイナップル 1個  752リットル
  コーヒー   1杯  210リットル

 などとなっています。

 牛や豚は、水を消費して成長する農産物を食べていますから、それだけバーチャ
ルウォーターも多くなります。

 食物連鎖のピラミッドの上に行けば行くほど、一食あたりの水消費量も増えると
いうことです。

 ここに人間のバーチャルウォーターを入れれば、もっと多くなるでしょう(笑)


 ネスレのカップコーヒー1杯12リットルの計算とは桁が違うのですが、ネスレはそ
れだけ水消費を減らした原料を使っているのかもしれません。

http://www.oasis-water.net/