月に一度の資源物回収作業は今朝、本年最後の回収となり、自治会役員のほか当番の班長さんら6人での作業となりました。朝6時半から8時まで、まだ未明の余韻残る車のヘッドライトを照らしての作業で始まります。
分別は、瓶類が白、茶、その他の三分類。紙が牛乳などのパック類のみ。そして缶は、まずビールやジュースなど飲み物のアルミ、同じくスチールの分別のほか、缶詰など食品類の缶も分別します。さらにフライパンや大型空き缶などスチール各種などと細かく分別収集します。
ビール缶はさすがに減りましたが、一辺100センチある土嚢袋はやはり2袋必要でした。
作業中、缶についての話題でにぎわいました。
それは缶のデザインについて。飲み物の缶はアルミ、スチールとも多くは缶に直に描かれて(プリントされて)いますが、ラベルを剥がしたと思われる絵抜きの裸の缶もあります。製作工程の電子化が進まない老舗企業なのでは? などと手を休めて話に花が咲きます。
話題は缶の成形方法。スチール、アルミとも、いかにして缶の形にしているのか、が不明です。あきらかに板状の材料を折ったり曲げたりし、つないだ跡の見えるスチール缶もありますが、アルミ缶など圧倒的につなぎ目の無い缶が多い。胴体は湾曲に曲げてできますが、上面・底面との繋ぎ部分も無く、なんとも不思議な成形です。しばらく手を休めて謎解きに花が咲きました。
もう一点、缶詰について。「本体スチール、蓋アルミ」の合体については以前、大手缶詰メーカーに理由を聞いてブログに「缶詰のハイブリッド」と書きました。スチールは内容物の保護、アルミは人の手の安全のためでした。
当番の班長さん同士だけでなく、資源物の袋を提げてくる普段お付き合いのない同じ地区の方々との交流。資源物回収は資源だけでなく、地域の絆回復の機会にもなっているようです。
会長さん、副会長さん、そして班長さん。一年間、ご苦労様でした。