咲いた咲いた、咲きました。私の「まだか、まだか」と逸る気持ちを慮ってか、わずか１５センチの丈のコスモスが花を咲かせてくれました。5弁の花びらを持つ直径２・５センチぐらいの花１輪。小さくとも生まれたてのピンク色が鮮やかで初々しい。
一月前、種を３袋買い、あか道の両端、フェンス際と壁際に蒔いた。約１０センチ間隔で粗い砂のような種を数粒ずつ。５０か所ほどだったろうか。だが、続いた台風と雨で流されたり、腐ったりして、生き残ったのは１３株だった。
１週間前に肥料をやったばかり。まだ５センチに満たないものや、３０センチにもなろうかという兄貴のような株もある。不揃いの兄妹コスモスたちだ。
さあ出番の季節。ただ、また台風がやって来そう。自然は過酷だが、生きる強さも教えてくれる。コスモスたちよ、備えはよいか！
まだ花を見せない兄や姉貴、妹たちよ。花を咲かせた、ちびっこコスモスに続け。
