ヒマワリの種を採集しました。
53株あった大輪のヒマワリは梅雨前にほぼ花開きました。とってもきれいで爽快でした。
しかし、梅雨入り後の長雨のため、7月中にすべて茶色に枯れてしまったのです。
ひどいのは腐敗してドロリと崩れるほどでした。
作業は先週、まず鎌で茎の上部から切り落として一端、ビニール袋に保管。暇を見つけて、ごしごし花芯に集まる種(種子?)を掌でしごき落としたのです。
長さ1センチ前後、幅5ミリ前後の黒い長粒の米粒型の種が山盛り採れました。
春に蒔いたいただきものの種は、3粒ずつ約10センチ間隔で土に軽く埋めましたが、同じように3粒ずつ蒔くとすると、これだけの量ですから、広大な農地が必要になりそうです。でも、種をよく見ると、身の無い平たい未熟なものなど、素人目にも良し悪しが分かる種ばかりです。
それで、自宅から5分余りのところで花卉園芸をされている自治会役員さんに相談したところ、
「カビが生えている種はだめ」とのこと。
早速、新聞紙に種を広げて指先でいちいち拾ったり、掌に一握り乗せ、口で吹くなどして殻やごみを入念に除去し、丸く肥えた黒い種を選別しました。「歩留まり」というのでしょうか、山盛りだった大量の種がだいぶ減ってしまいました。
でも、殻やごみがまだ目に付きます。もう一度、選別が必要のようです。
その上で再度、自治会役員さんに見てもらい、合否の判断をいただきましょう。採集した大量の種
来年春、皆さんに分けて差し上げられる上質の種ができるかどうか、今から楽しみです。