何もしていなかった訳ではなく、むしろ製作は随分進んでいる。
まず、単独動作させる為の電源を作った。
エフェクターでは標準の9Vの電源アダプターを使うという前提で、降圧型のDC-DCコンバーターSI-8050Sというものを使う。
組み立てキット買ったつもりだったのだが、チップとコイルしか入っていないリテールパッケージだった。なので、追加の部品を買って、電源基盤を組む。
ヒートシンクが必要ということで、なるべく小型に作ったのだが、ケースに入るギリギリの高さになってしまった。

ケースの加工も仕上げに入る。
LCD用の角穴の仕上げはヤスリがけしかないのだが、ガイドを使ってなるべくきれいに仕上げる。
ガイドになる何かいいものはないかなと探していると、金具売り場で鉄の平版を見つけた。多分、2×4材をつなぐ金具だ。1個160円ほどと手頃。これと、アルミのL型材を買って帰る。
鉄板を両側からクランプし、ヤスリをかけて、ようやく角穴は完成。角穴加工は、やはり手間がかかるが、ハンドニブラを使って、思っていたほどの大変さではなかった。昔はドリル穴をつなげて四角にしていたから、大変だというイメージが染み付いてしまっていた。
とりあえずケース加工は今はここまで。あと、電源スイッチの穴と基板取り付けのネジ穴は配置を決めてから。配置を決めるには、まず基板を作り上げないと、ということで、基板を作る為にはATmega328のチップにスケッチを書き込まなければならない。
その為には、コードを完成させて検証しなければならない。と、色々と錯綜してきた。
コードは完成し検証もできたので、まずATmega328へのスケッチの書き込みに取り組む。
ところが、これに結構時間を取られてしまった。
ネットの情報は新旧錯綜していて、ブートローダの書き込み、スケッチの書き込みと、Arduinoを書き込み装置にするところまではわかったものの、ブレッドボードの配線もいくつかパターンがあり、思っていたようには進まなかった。
まず、私としてはブートローダは必要なく、スケッチだけ書き込めればいいということで、配線をし、書き込んでみた。エラーにはならなかったものの、オレンジ色のコメントがついて、ちょっと内容がよくわからない。しかし、検証するには書き込んだATmega328を実装してみなくてはならない。いきなり本番用のプログラムを書き込んでしまったものだから、本番用の配線をしてみないとわからない。
で、やってみたのだが、LCD等には通電するものの、まったく動かない。
で、気を取り直して、今度はLEDの点滅だけのスケッチを書き込んでみる。
検証用のボードに差すと、LEDは点灯する。だが、点滅はしない。
しばらくするとLEDも消えてしまった。
これは失敗だなと、あれこれ配線やら調べてみたが、どうにもわからない。
すると、いつの間にかLEDが点いている。
そのまま見ていると、どうも大変遅い速度で点滅をしている。
16MHzの水晶発振子は接続をしているのだが、クロックが正常に動いてないらしい。
うっかり表面実装用の発振子を買って来てしまったので、足を引っ張り出して使っていたのだが、足が細くて短いので、接触不良かと思って、ICソケットに差してみても結果は変わらず。
ネットでいろいろ検索してみたが、どうにも答えは見つからなかった。
とにかく今度はブートローダを書き込んでみようということで、参考にさせて頂いたのがこのサイト。
http://neo-sahara.com/wp/2014/06/26/某海外通販で購入したarduino-uno-r3-互換機で遊ぶ-その06-ブー/
これの通り、10μFの電解コンデンサーをつなぎ、抵抗もあらためて10KΩのものに差し替え(目が悪いので、もはや抵抗のカラーコードが読めないのだ)、ブートローダを書き込んでみる。
これでうまくいった。続けてスケッチを書き込む。
検証用のボードに差し替えてみる。
おお、ちゃんと点滅するではないか。
ようやく成功、ということで、もうひとつのATmega328に本番用のスケッチを書き込んでみると、エラーも起こらず書き込む事ができた。
うまくいった配線は下記の通り。

ここまで来たところで、一旦この書き込み用の回路をモジュール用基板に実装することにした。
出来上がりはこの通りで、配線が中空であまり美しくもなく、LEDも後から気づいて付けたので、もう場所がなく、一個しか付けられなかった(付けたのは13番ピンのLED。書き込み中はTXとRXのLEDが点滅する。モジュールを乗せるとArduino本体のLEDがまったく見えなくなる)が、これで気軽に石が焼ける。

最初、私は誤解していて、ブートローダの書き込みと、スケッチの書き込みはちょっと違った配線が必要だと思っていて、ブートローダの書き込みを省いたのだが、何のことはない、同じ回路でブートローダの書き込みもスケッチの書き込みもできる。
ブートローダの書き込みも、現在のArduinoIDEのバージョンなら特別なファイルも必要なく、IDEだけで書き込める。出来上がってみれば配線もまあそれほど難しいものではないので、正しい情報を見つけることの方が大事かも知れない。
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