自作エフェクター その13 「Maxon SD-9 Sonic Distortion」 | とれすけのブログ

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 国産ものが続きますが、第13弾はソニックディストーション。

 

 ネーミングからなんとなく刺激的な音がしそうだなと思って、作ることにしました。

回路図も色々あるようですが、私はこれを参考に作ることにしました。

http://www.generalguitargadgets.com/pdf/ggg_isd9_sc.pdf

 

 パーツとしては、デュアルオペアンプの4558とトランジスタ一つがメインで、回路としてもそう込み入ったものではないですね。トーンに特徴がありそうな感じです。

4558は手持ちがなかったのでTL072で作成することにしました。

 

 基板図もレイアウトもこのパーツ数ならそう難しくはありません。

 

 基板テストもOKでした。塗装は、余っていたブルーのメタリックで。

 

 製作にあたって苦労するのは、たとえばこんなツマミの固定方法なんかもあります。

 ローレットタイプというギザギザのついた軸のボリュームポッドでしたらツマミの選択肢も豊富ですし、特段加工の必要もなく使えるのですが、ギザギザや切り欠きのない円柱状の軸のタイプだと、つまみの固定方法が限られてきます。基本はネジで締め付けるタイプのツマミを使うことになるのですが、これがまた種類は少ないし、しかも高価だったりするので、とても使う気になれません。デザイン的にもツマミは統一したいので、そうなるとツマミを加工するしかありません。

 そこで、ローレットタイプのツマミの中のギザギザをルーターで削り取って、ツマミと軸に穴をあけて、2mmのネジを切ってねじ止めできるようにしていました。これも数があるとなかなか手間で、この辺なんとかならないものかと思案しています。

 

 

 

 

 さて、試奏です。音色はややとんがった印象のある音ですね。トーンの効きが独特で、トーンを上げると特徴的な音が出ます。

ちょっと曲を選ぶサウンドですが、リードでは気持ちいいトーンになるかも知れません。

 

 

 今日はスプリングの留め具が壊れたリバーブの修理を試みています。

 

 プロビデンスのベルベットコンプの修理を終えました。なんかサスティンを上げると少し歪んだようになっていたんですね。以前にも電解コンデンサーの交換にチャレンジしたのですが、両面基板で挫折した経緯があります。改めて取り組んで今回は成功しました。無事生き返りました。

 

 ギターアンプの計画はなるたけ簡易な方向に進みつつあります。ディレイ系も含めて部品調達にかかっています。

 

 

 CSヒストリーチャンネルでやっている「アイスロードトラッカーズ」が爆面白いです。大型のトラックを駆って、高山の峠超えなど過酷な道行きを行う人たちを追う番組なんですが、毎回爆笑しています。機会があったら是非。