MIDIスイッチャー | とれすけのブログ

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せっかく更新したので、思いつきもあり、連続します。

 

で、タイトルの通りMIDIスイッチャーについて。

最近はスイッチングシステム当たり前になってきていて、スイッチャーもいい製品がそれなりの価格で手に入る。

ただ、今の私はループはそんなに必要ない。MIDI制御メインに考えているので、以前作ったABC-BOXみたいなのがあればOK。

そんな中、BOSSのMS-3という製品が目に止まった。

 

BOSS続きでなんだけど、これはプログラマブルなエフェクトスイッチャーで、今まで出ていたESシリーズと違って、ループは3つだが、マルチエフェクトを内蔵している。

パラメーターを見るとエフェクトはGT-1と同等かそれ以上、コントロール系は豊富な感じに見えた。

コンセプトは悪くないと思う。

 

定番の歪み系のエフェクトも内蔵しているが、ループに気に入ったペダルを組むのが前提みたいなモデル。

GT-1では物足りないが、本格的なスイッチャーを導入となると大掛かりになり過ぎるというところを補った感じ。

実際、以前GT-8を買った私もそんなコンセプトだった。

しかもMS-3のコンパクトさとループが3つ使えるというのは悪くない。ありそうでなかったタイプ。

お金に余裕があれば使ってみたい気もするし、ボードもスッキリ軽量化できる。

 

無論MIDI機能も充実してそうなので、今のシステムに加えることも可能なのだが、しかし今となっては内蔵のマルチで使うものがあまりない。一通り揃っているし、それでいいと思えば全然ありなのだが、ディレイとリバーブは別途DD-500とRV-500が控えている。

 

実はMIDIスイッチャーを探していてこれが目に止まった訳なんだけど、コンパクトさといい、スイッチャーとしてだけ考えると欲しい製品。ただ、それだけだと考えると価格がネック。

探してみるとコンパクトなMIDIスイッチャーが意外とないんですね。

 

MIDIコントロールペダルとしてはYAMAHAのMFC-1を持っているのだけれど、これは大きいし、機能の割には重いし、ボードに組むスタイルではない。プログラムチェンジナンバーは自由に設定可能で機能はこれで十分なんですが。

で、同じYAMAHAのMFC06というのが、フットスイッチが6個あって、そう大きくなく、一見良さそうに見えたんで随分前にジャンク買いしてたんだけれど、これはプログラムチェンジナンバーが1〜5の固定という仕様。

もともとFXというマルチエフェクター用の製品で、エフェクターON-OFFモードとプログラムチェンジモードの切り替え式。

これでは目的を達せないので放置していた。

汎用のMFC05という製品もあるのだけれど、これはA-B切り替え式になってるだけで、やはりプログラムチェンジナンバーは固定で1〜10になるだけ。

 

で、思いついたのがArduinoでプログラムチェンジナンバーを変換すること。フットスイッチを2つ付けて、バンク切り替えみたくプログラムチェンジナンバーをシフトしてやれば、何のことはない、十分使えるMIDIスイッチャーになるのではないか。

工作もプログラムも全然難しくなさそうなので、1個こういう書き換え可能な万能MIDI-BOXを作っておくというのは悪くないと思う。エクスプレッションペダルもつなげるようにするとか、考えると色々と広がってくる。

 

MFC05もMFC06も中古しかないけど、いくらもしないし、Arduino工作を考えても、数千円で出来上がる。

ただまあMFC06も、ボードに組むとなると大きさ的には微妙ではある。

本チャン用は以前作ったMIDIスイッチャーで行く予定なので、サブのシステムとして、いやMFCの方が絶対に踏みやすいんだよな。