第5回 日本クラブユースサッカー(U-18) Town Club CUP 2021
街クラブの【日本一】を勝ちとりました!
これまでクラブに関わっていただきました皆様、応援いただきました皆様、誠に有り難うございました。
2021年、ユース創設3シーズン目。
ユース1期生が高校3年生になり、3学年揃って迎えた初めてのシーズン。
夏のクラブユース全国大会出場、K3昇格という2つの大きな目標を掲げシーズンをスタートしましたが、残念ながらあと一歩の所でどちらも届きませんでした。
K3昇格に向けての参入戦はこの大会の前週に行われ、PK負けを喫したばかりでショックを抱えたまま大会会場の大阪へ向かっていたと思います。
失意の中ではありましたが、3年生を中心に勝利へ向かうための雰囲気づくりを全員で取り組むことができている様子でした。
初戦は雪がちらつく過酷な寒さの中でしたが、アディショナルタイムで奪った逆転ゴールで勝利。劇的な展開だったこともあり、とても大きな喜びを感じました。
今シーズンは夏のクラブユースを最後に進路活動でチームを離れる選手もおり、大きな変化としてチームづくりの難しさを体感しました。
それでも時が止まってくれることはなく、次に向かって歩みを進めていかなければなりません。
地道な努力を積み重ねてリーグ戦を戦い、K3参入戦の前には手応えを感じて臨むことができました。
しかし、勝ち切ることができなかった。
様々な要因はありますが、一つ、「待ってしまった」反省から自らスコアを動かしに行く姿勢を今大会で表現したいと選手たちとも確認して臨みました。
ミーティングで狙いを共有し試合に向かいますが、納得のいかないこともあったことでしょう。
ピッチで闘う為に日々努力を重ねていますが、そこに立てる人数が限られ全員が出られるわけではありません。
その様な状況でもチームの為にできることをそれぞれが取り組んでくれていました。
とても大切なことですが、簡単なことではありません。
ユース1期生である3年生、大会に参加できていない選手も含めて19名の彼らの人柄や雰囲気づくりには尊敬の念を抱いています。
創設から新たな道を切り拓き続けてきた彼らの苦労は計り知れず、試合で関わる人たちや新たな後輩たちをはじめ、様々な場面で人と接する時のスタンスや対応は優しさやユーモアがあり、サッカー以外の部分でのそれぞれの取り組みの姿勢も、例えば勉強においてもしっかりできる印象で、将来が楽しみな選手が多くいます。もちろん至らない点はそれぞれありますが、直向きにここまで頑張ってきた彼らにはタイトルをとってほしい、とらせてあげたい、1・2年生の後輩たちやスタッフの私たちもその想いは強く、この大会に臨んでいました。
何とか優勝したい、何とかタイトルをとりたい、強い想いで試合に臨み決勝へ。
昨年と同カード。昨年敗れた相手でした。
4日連続の試合が組まれている今大会のレギュレーションを戦い切る上で、最良と思われることは取り組むことができたと思います。
その積み重ねや悔しさを含めたこれまでの経験が活かされ、結果に反映されたと信じています。
アディショナルタイムの決勝ゴールからの勝利は一生ものです。
感動しました。
目標としていたものの、縁がないと思っていた【日本一】。
みんなで獲得できたことにすごく大きな喜びを感じます。
おめでとう!
心から祝福しています。
また次へ進む勇気をいただきました。
本当にありがとう!!
大会運営に携わる皆様、対戦してくださいましたチーム関係者の皆様、ご声援いただきました皆様、誠に有り難うございました。
宮島
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TOKYU S Reyes FC
【MVP】遠山翔太
【MIP】河野遼太
【得点王】中島孝介
〈大会情報〉
第5回 日本クラブユースサッカー(U-18) Town Club CUP 2021
【Round 8】 ○ 3-2 塩釜FC (宮澤、中島2)
【Round 4】 ○ 3-0 センアーノ神戸 (河野遼、遠山、大野)
【SemiFinal】 ○ 7-1 愛知FC (中島2、OG、村山、遠山、宮澤、髙橋)
【Fainal】 ○ 1-0 ブリオベッカ浦安 (髙橋)
優勝!
街クラブ日本一!