「いつのまに」U18タウンクラブカップ全国決定戦11/29 | 東急SレイエスFCのブログ

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タウンクラブカップ代表決定戦




年末に行われるタウンクラブ全国大会の出場権を獲得することができました。


FCトリプレッタの皆さま
応援いただきました皆さま

誠にありがとうございました。




思えばここまで

どちらかというと悔しさを共有することの方が多かった選手たちですが




それでも前向きに取り組み続けた彼らの日々の積み重ねが

こういった形のある報われ方をして本当に嬉しく思います。




ある高校に試合でボコボコに負けたときは


部室から

「レイエス、ザコくねぇ?」

という声が聞こえてきました。




またとある高校との練習試合のハーフタイムでは


コーチの方が

「相手がヘタクソで助かってる。」

と話しているのが聞こえてきました。




その度に全部を受け入れながら


自分たちの価値観は見失うことなく

ただ忘れないように心のデスノートにはしっかりとしたためながら 笑


ひたすらにパワーに変えて行きました。




そんな自分に不甲斐なさを感じる事の方が多かったけど


いつのまに

選手たちはこんなにも逞しくなっていたんだろうか。





いつのまに


こんなに闘えるチームになっていたんだろうか。




いつのまに


こんなに熱く

声を掛け合えるチームになっていたんだろうか。




いつのまに


ゲームの流れを読みながらプレーできる強かさを身につけていたんだろうか。




いつのまに


喜びを最大限に表現して共有できるチームになっていたんだろうか。




情熱的で

献身的で


いつのまに

こんなに走れるチームになっていたんだろうか。




そうだった。


2年前

なんにもないチームに入ってきた彼らの覚悟は


こんなもんじゃないんだった。






最初は少し窮屈に感じたけど


いまでは完全に自分たちの色に染めた赤いユニホームが




最高に似合ってる。





そして


街クラブユースのコーチたちは

本当に皆さんカッコ良い。



肩に力が入ってなくて

選手をリスペクトしているし

スタイルがある


何よりもみんなフットボールにこだわってるし

悔しさを隠さない。




千葉SCの方は

「絶対全国に行って下さい」と


トリプレッタの方は

「優勝して下さい」と声を掛けて下さった。



正直

自分は逆の立場になったときに言えた自信が無いし

闘かったチームの分まで…という気持ちに心の底から思えているのは

初めてだ。



まだまだ未熟だと気付かされ

そして何よりクラブユースの世界に飛び込んでから
いままでとは異なるフットボールの素晴らしさを教えてもらっている。



ひとつでもそんな皆さんに近づける

ひとつでもそんな皆さんに勝手に恩返しできる


全国大会は

そんな大会に絶対する。





阪本