都知事選挙掲示板に子供の写真を貼った人 | 猫好きのブログ

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資格試験とその応用

 ニュース記事に出ていたが、掲示板ジャックに参加して子供の写真を貼った人は、奥さんから離婚寸前の状態だという。

 

 他県の人らしいが、55万円支払った。生後8カ月の息子の写真を使って「ダメ!一極集中。投票に行こう。東京を住みよい街に」という主張を書き込んだポスターを約900枚作成し、都内36カ所に掲示した。

 

 別に商業広告でもないし、悪気を感じない。別の人は孫の顔を見て欲しいという理由だけでポスターを貼ったが、この人のポスターは革新政党ぽい感じがして、自分の子供をひけらかしている訳ではない。子供は単なるモデルに過ぎないだろう。

 

 

 ただ選挙制度の趣旨からは逸脱しているのは事実だし、他の悪乗りポスターの仲間と世間に思われてもおかしくない。

 

 本人にとっては想定外だったのかもしれないが、私と公の区別が付いていたら、事前に分かることだと思う。この人は50代ということだが、いい年をして気付かなったのだろうか。

 

 ポスタージャックした政党の複数の候補者達は、選挙に立候補できない人でも「政治参加」できるように「オープンスペースを開放した」と政見放送で語っていたが、明らかに制度趣旨をすり替えた発言だ。youtubeでもそうだが、言葉を替えることで簡単に印象操作できるので、相手の意図を読み取らないと騙されやすい。

 

 幸い貼られた写真は赤ちゃんだったから、大きくなると世間から忘れられるだろうが、もし小学生ぐらいだと本名、学校名、住所すべて特定され、それが半永久的に晒されることになる。推薦入学とか就職に響くかもしれませんよ。

 

 都知事選ポスターに子の写真 後悔 - Yahoo!ニュース