宝島夫妻の長女が黒幕? | 猫好きのブログ

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 6人の逮捕に遅れて、宝島夫妻の長女が逮捕された。

 

 僕も実は少しは疑ったが、被害者の身内なので迂闊なことは言えないなと思っていた。勿論、本人の情報に乏しかったし、見るからに悪という感じの関根容疑者を犯人だとした方が納得がいくこともあった。

 

 長女は警察から事情徴収を受けただけであったが、実は警察は初期の頃から長女の関与を疑っていたそうだ。

 

 後だしジャンケンみたいになってしまうのだが、顔を出さないことを条件に応じた彼女へのインタビュー動画を見ると不思議な感じがする。両親が殺されているのに悲しんでいる態度も言葉もないのだ。

 

 勿論、人それぞれの性格があるから、その態度を持って犯人だと断定できる訳がなく、結果から見ると、繋がるということに過ぎない。

 

 家では関根容疑者は長女に対して頭が上がらなかったようだ。それはそうだろう。長女の親が近くにいて、関根容疑者の上司になっていた訳だから、社長の娘と結婚したようなものだ。

 

 問題は長女が主導し、関根容疑者を動かし犯罪を行わせたのか、それとも親よりも内縁の夫を取った、つまり両親を殺すことに対して同意しただけのなのか。前者なら実行行為がなくても殺人扱いということになりますね。

 

 宝島夫婦は睡眠薬の入った飲料を飲まされていたようだから、長女が飲ませたと考えると線が繋がる。睡眠薬を相手に飲ませるのは簡単でないと思いますよ。

 

 バーなどで女性がトイレに行った時に男性がアルコールに睡眠薬を入れる事件って大抵失敗しているでしょ?飲んだ時に舌に違和感があるだろうし、飲んでも直ぐに効くとは限らない。ましては二人を一緒に眠らせる訳だから、関根容疑者が車内で飲み物を出しても上手く行くだろうか?相手は同時に飲むとは限らない。

 

 その点、自宅のリビングなどで長女が食後のコーヒーとして出せば、二人同時に飲んでもおかしくない。夕食の後にウトウトとしてきても食べた直後のことだから、生理現象と間違いやすいし。

 

 

  更に言うと、睡眠薬で眠らせるだけでは殺害計画は成功しない。まず実行犯への報酬を用意する必要がある。多額の報酬を長女が出したとは思えないのだ。普通は1500万円以上の現金を自宅に置かないであろう。長女も店の手伝いをしていたので、家を不在にする時間帯があることを考えると現金を自宅で保管することは危険だ。

 

 では銀行預金から引き出したとするのはどうだろうか?これも履歴が残るので、警察に疑われるから、得策ではない。

 

 では報酬はどこからというと、不動産屋の前田容疑者が出した可能性が強い。ニュースによると店舗を借りる資金を宝島さんが前田容疑者に4000万円を預けたが、契約が不成立になってお金が不要になったところ、宝島さんは返却を求めなかったとのこと。これは次の店舗物件が出てきた時の仲介料等が必要になるため、そのままにしたのだろう。この4000万円が殺害報酬の原資になった可能性が高い。

 

 

 関根容疑者と前田容疑者や仲介役の容疑者(福岡から来た客引き)とはツーカーだったので、長女は関根容疑者を通じないと資金と実行犯の調達が不可能だから、長女単独では犯罪は成立しない。

 

 長女-関根-仲介役-指示役-運転・遺棄役

 長女-関根-前田(不動産屋)

 

 この二系統で行われた?

 

  勿論、関根が主犯で長女は消極的協力者という可能性もある。もし長女がメールで殺害すると書いたとしても、本気なのか、単に親への憎しみを強く表現しただけのかで解釈が分かれるので、決定的な証拠とはならない。

 

 警察は長女を殺害で逮捕した訳だからメディアに出ていない証拠を握っているかもしれない。他の事件でもそうだけど、メディアは速報性があるが、情報に過剰反応しやすいため、警察に誘導されることがあるので記事を読む場合に注意が必要だ。