旭川女子高生殺人事件 その7 事件の場所 | 猫好きのブログ

猫好きのブログ

資格試験とその応用

  石狩川 - panoramio - 神居古潭 - Wikipedia

 

 

 幾つもの記事で引用されている川の最深が70mの出典は恐らくwikiだろう。地図を見ると旭川市と深川市の間に挟まれた谷間にあり、石狩川は蛇行している。

 

 石狩川は大雪山系の石狩岳から発し、石狩湾に注いでいる。全長は268キロもあり、全国3位の長さである。

 

 写真を見て分かるようにそれほどの大河にしては川幅が狭い。といっても決して上流ではなく、真ん中付近なのだ。

 

 上川盆地で広がった川が谷間に入り、ぐっと細くなるということは、水の勢いを増し、川底をえぐるということだろう。最深70mというと、最早、海である。写真では深くは見えない。

 

 この辺は変成岩というマグマの熱が固まってできた堅い岩石で覆われているようで、ごつごつした岩が見えるのであろう。

 

 殺害があった時期は未だ4月で雪解け水で増水していたというから、このイメージに近かったのかもしれない。

 

 

 

 しかもつり橋は水面から10mも高いというから、4階建のマンションの窓から激流に飛び降りるようなものだ。

 

 神居古潭はアイヌの聖地と言われ、観光名所で日中は人もいるのだが、居住者がいない。犯行があったのは午前3時半と真っ暗だ(街路灯もなかったのかもしれない)。被害者が叫んでも気が付かれないだろう。

 

 ここはまた自殺の名所でもあるらしい。水深があるため、急流で渦に巻き込まれると川底の岩塊に挟まれるのであろう。危険で警察でも調査が困難なことがあるという。

 

 現在、犯人は殺害を否認している。被害者の服が岸にあったことから、被害者をここに残した後に自殺したと主張したいのであろう。

 

 

 だが真夜中にこんな場所に連れて行っただけでも、殺害の意図があったとみられておかしくない。そもそも自殺する人が何故、服を脱ぐ必要があるのだろうか。内田容疑者は夜の繁華街で悪で目立ち、舎弟を従えていただけあって、狡さのようなものを持っているのだろう。

 

 被害者が脱走して駆け込んだコンビニでも内田容疑者は店員に対して、この子はおかしくなっているから構わないでくれと咄嗟に言い、店員が通報しなかったぐらいだから機転が利くはずだ。