ススキの首切り殺人事件の裁判が始まった | 猫好きのブログ

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資格試験とその応用

 確か1年前の事件だった。

 

 被害者はラブホテルで殺害され、首を持ち去られたという事件で日本中大騒ぎになった。犯人は逮捕され、自宅の浴室に生首が置かれていた。親子3人が逮捕され、関与が最も薄いとされる実行犯の母親の裁判であった。

 

 公判で分かったことを書くと

・父母は娘をお嬢様と呼び、望む物を全て買い与えてきた

・娘は父母に奴隷誓約書を書かせ、奴隷と主人のような関係であった

・家には娘の私物が散乱し、父母が触ることを許されなかった。そのため、母親には僅かなスペース、父親は車かネットカフェで生活していた

・娘は引きこもりであったが、突然、ダンスホールの店に行くと言い出した。その時会ったのが被害者である。

・娘は避妊をしない性交を強いられ、被害者のことを殺すと言っていた。

・娘は持ち帰った生首を保管箱に入れて浴室に置いたが、自分は見ていない。

・娘は生首から皮を剥ぐことをしていて、母親に撮影を命じたが、母親は見るに堪えないので父親に代わってもらった

・娘には複数の人格があるようだ。

 

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 我儘放題に育ち、両親を精神的な支配下に置いていただろうと解説していた専門家がいたが、概ねその通りの内容だった。

 

 多重人格の話は初登場だ。ただし未だ漠然としていて、どの程度のものなのか分からない。夫が精神科医ということで、無罪狙いの意図があるかもしれないので、鵜呑みには出来ないだろう。

 

 母親は殺人に関わった訳でなく、遺体を自宅に置くことを容認していたに過ぎないので、無罪或いは執行猶予かもしれない。