ラーメン屋に注意事項が張られていた。
1.代表者1名に並ばせて、後から入らないで下さい。他のお客様とトラブルになります。
職場の後輩君に並ばせて、先輩数人は後から来るということだろうか(オフィスが多い地域)。こんなことされると先に待っている客は後回しになる訳で怒って当然だ。こういう非常識なことを意外と40代、50代の人達がやっているものだ。もはやルールを明示しておかないと、コモンセンスは成立しない時代である。
2.小学校1年生以上のお客様は各自1人前以上の商品を注文してください。
これもありがちだ。一人前或いは大盛を注文し、2人でシェアして食べる。何が悪いんだと思う人がいるだろうが、座席を二人分取られると店は客1名分の売上を逃すことになるし、コップだって二人分洗わないとならない。それどころか小さな丼出せと言うことすらある。
幼児のように一人分食べられないのとは違うのだ。このように書くと、いやうちの子は小学生だけど少食だから1人分は多すぎるとゴネル親が出てくる。
家と外との境界が薄れているため、家のルールが外でも通用すると思っているのだろう。
帰り道、ショッピングセンターによるとモールの奥の方で40代のおっさん2人がかけっこをしていた。どうせ客はいないのだから誰にも迷惑が掛からないだろうと思っているに違いない。いや、そういう問題ではないだろう。
高齢化と共に高齢幼稚化も目立つ時代である。自分をおかしいと思わないのは、付き合う人達も同じ人達だからだろう。