犯人は江東区の買取店に売却したが、既に見当たらなかった。
警察のその後の調べで純金茶碗は台東区の買取店にて展示されていることが分かった。
業転(業者間売買)ですね。
高島屋の販売価格 1040万、江東区の業者の買取価格 180万円
台東区の業者の買取価格は不明だが、300万ぐらいではないだろうか。
デパートで売るとプレミアムが付くので、一般の専門店価格で740万円(=1040*0.7)
台東区の買い取り業者は中古品扱いで売るので(未使用だが木箱、取扱書、保証書がない)、500万円ぐらいが上限ではないか。販売不振を想定し、7掛けの350万円と見積もると350万が仕入の上限となる。後は利益を少しでも出すために、どれだけ買い叩くかだろう。
仮に500万(上限)で売れると粗利 200万円、350万円で売れると粗利 50万円。
ここから販管費の負担もあるので、ざっと利益は150~0万円ぐらいか。
江東区の業者は180万円で買い、300万円で転売。僅か1日で売却だから非常に資金効率が良い。粗利120万円、販管費を引いた利益は100万ぐらいか。
新聞では台東区の業者を買い取り業者としていたが、展示していたことから、小売店の可能性もある。まあ、他の業者が買い取る為の展示場だった可能性も考えられるが、よく分からない。
業者間転売を繰り返すと、利益が分割されていくことになるので、あまり業者を介在させないと思いますがね。
金製品の場合、最悪溶かして金のバーにすればよいので、金茶碗の価格はそれほど下げなくてもよいかもしれない。