本日の購入本 2024/01/19 | 猫好きのブログ

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資格試験とその応用

1.「限界自治 夕張検証」読売新聞夕張支局編著、梧桐書院

 

 現地に勤務する26歳女性記者が執筆。これは中々良い本だと思った。北海道新聞の本は夕張市と総務省との綱引きが中心だが、こちらの本は不正会計のカラクリや中田市政の観光放漫財政が詳しく出ている。

 

 読んで実感するが、体力・精神共にタフでないと記者は勤まらないと思った。

 

 

 

2.「近江商人」末永國紀著、中公新書

 

  経済史家による近江商人の歴史、経営システムなど

 

 

 

3.「ドキュメントそごう解体」日経新聞社編、同社

 

 以前、そごう破綻についての別の本を読んだことがあり、再び購入した。そごうは地域分社制を取り、相互に保証人になったりしていたので、経営実態が不明になっていた。

 

 連結決算制度が出来るまでは分かりようがない。その結果、グループ22社が2001年に民事再生法の適用を申請。銀行は6000億円の債権放棄を迫られ、1万社の取引先を5万人の従業員を巻き込んだ大問題となった。

 

 

 

4.「ゆめタウンの男」山西義政著、プレジデント社

 

 関西以西では総合スーパーのイズミが経営するショッピングセンターゆめタウンはイオンモールと対等の戦いをしている。

 

 著者はイズミの創業者兼名誉会長である。戦後、地方の露天商から年商7000億円の大企業にどのようにしてなっていったのかを書いている。

 

 

5.「ルミネの法則」西川立一著、ぱる出版

 

 ルミネというとJR東日本の駅ビルとして有名である。専門店ビルのディベロッパーとして何が優れているか書かれている。