高島屋の崩れケーキ問題 続編 | 猫好きのブログ

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 動画解説を見てなるほどと思ったこと

 

 崩れた原因は生クリームにあること。スポンジやイチゴは急速冷凍すると常温に戻しても原型を保つ。イチゴはスライスしているので、中身まで急速冷凍され、丸ごとイチゴのような水分離脱問題は起こらない。

 

 生クリームは半ば水分のため、急速冷凍に適さず、発送直前に加工作業に入るはず。しかも崩れを防ぐためにケーキの上部に載せるものだが、高島屋のケーキは生クリームで土台から作っていたので、ケーキの設計そのものが間違っていたのではないかという詳しい人の分析だ。

 

 

 監修者である洋菓子店の店主もケーキを作るには技術が必要で、技術力のあるその工場に頼んでいたと言っていたが、出荷直前に何千個というケーキを少数の職人さんが作っていてかなりの負荷があったのではないか。

 

 10年前のおせちスカスカ事件もそうだったが、ネットで生ものを頼むときは注意が必要だ。仕上がりの写真だけ見るとあたかも芸術品のように見えるが、実際は生身の人間がギリギリの体制で作っているのだ。おせちやクリスマスケーキは納品が遅れると価値を失うので、作業者達のプレッシャーは相当なものだろう。