企画展が始まってから行こうかな~と思ったのですが、いや、もしかしたら常設展が最後になってしまう可能性もあるし、1回行くよりは2回行くほうが助けになるかもしれない、と思って、本日9月7日(土)に行ってまいりました。
 
千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館。
 
 
(DIC株式会社の旧社名は「大日本インキ化学工業株式会社」です)
 
 
 
1月下旬をもって休館(さらには移転・閉館の可能性も)のニュースが出たから混んでいるかな、と思ったら、予想以上にすご~く混んでいました!
 
 
車で行ってみましたが、第1駐車場が満車状態で停められず。
 
ちなみに13時過ぎです。
 
一人で、電車でなく車だったせいもあり、出だしがちょっと遅くなりました。さらに途中でスタバに寄ったりしていて。
 
 
第2駐車場は数台分空きがあって、なんとか停められた。
 
第2駐車場の隣に、舗装ではなさそうでしたが、第3駐車場もありました。
 
(ということは従来でも車がいっぱいになる時期があるということなのかな。第3もちゃんとした看板が付いてたし)
 
 
 
 
ゴールデンウィークかそれ以上に混んでいたんじゃなかろうか。
 
「つつじ山」開放のシーズンとか、桜のシーズン、紅葉シーズンなどは混みます。
 
その頃に車で来たことがないので駐車場事情はわかりませんけど。
 
 
あとは、人気のある企画展開催時。
 
 
 
着いたのが13時過ぎだったので、午前中に来てもう帰るところの送迎バス待ちの人もたくさんいました。
 
 
 
チケットを券売機(またはそのすぐ横の有人窓口)で購入して、久しぶりの入場口へ。
 
 
 
 
緑に囲まれた歩道を歩いていきます。
 
 
 
人が写り込まないように撮っているので人がいなそうに見えますが、たくさんいました。
 
 
 
 
向こうに見えるのがDICの研究所。
 
ありがとう、DIC~。
 
手前は噴水のある大きな池。
 
 
 
お客さん多し。
 
自分が混んでないときを選んで来ることが多かったせいもあるかもしれませんが、こんなに多いときに遭遇するのは珍しい。
 
 
 
 
 
秋になると紅葉も楽しめます。
 
少し色づき始めていたもみじ。またはカエデ。
 
 
 
内部は写真撮影NG・・・作品が写らなければエントランスの天井などは写してOKだったようですが(警備員さんが他のお客さんにそう説明していた)、なので内部は写していません。
 
 
建物の構造としてはこんな感じです。
 
 
最近行ってなかったし、そんなに頻繁に行っていたわけでもありませんが(でも20年以上前から何度も行っている)、今まで行った中では1、2を争うお客さんの多さだったような。
 
 
人気の企画展のときだとお客さんが多いのですが、今回は常設展ですからねえ。
 
 
 
 
次回企画展にちなんでドイツの作家たちの特設コーナーがあったんですが(昔の日本画のあった部屋)、外に列ができていました。
 
えっ、そんなに混んでるの? 
 
と思ったら、お茶室の待ち列でした。
 
あー、なるほど!
 
 
お茶室は椅子とテーブル式で、お茶と生菓子など和菓子を楽しめる部屋で、庭園に面していて眺めが良いのです。
 
混むだろうと思ってたけど、列ができるほど順番待ちなんだ・・・。
 
 
8席だものね。
 
 
 
 
絵の見学は順番待ちはナシでした。
 
 
 
ちらほら聞こえる会話からすると、普段あまり来ていない人、あるいは一見さんも多い? という感じがしましたが、ニュースを見て興味を持ったのでしょうか。
 
もちろん、私のようなリピーターもいたはずですが。
 
 
新しく来た人たちも関心を持ってリピーターになってくれるといいけどなあ。
 
 
 
 
常設展でも以前行ったときとは配置が変わっていたので、興味深かったです。行ってみて良かった。
 
 

 

展示室200番の西川勝人さんの展示、追悼・桑山忠明、追悼 フランク・ステラの展示などあり。

 

 

 

次回の企画展である西川勝人さん。

 


 

9月8日から展示替えの休館期間があって、9月14日(土)から企画展が始まります。

 

1月26日(日)まで。

 

 

今現在の予定だと、この企画展を持って一時休館に入るようです。

 

 

 

マーク・ロスコのシーグラム絵画の展示室、ジョセフ・コーネルのコレクション、フランク・ステラのコレクションなど、是非ここに残って欲しいけどなあ。

 

フランク・ステラは個人的にはあまり趣味ではないんですが、せっかく作品が集まっているわけですし。

 

 

ロスコ・ルーム、コーネルのコレクションは貴重だと思います。

 

 

その他にもいろいろと。

 

 

 

 

レンブラントの絵画がアイコンなんですが、全体的には近代・現代美術の美術館なんですよね。20世紀の美術か。

 

それが弱点なのかどうか・・・・

 

印象派みたいにわかりやすい・一般に好まれるラインナップではないので。

 

(私は好きですが)

 

 

★訂正。第1室は印象派からエコール・ド・パリの時代です。それが中心ではないという意味。

 

 

でも、印象派だからってリピーターが多く付くのかというと、そういうことでもないんじゃないかと思うし。

 

 

 

 

 

余談ですが、ピカソの「宿屋の前のスペインの男女」は今回初めて見たかも?

 

良かったです(展示は9月8日までだそうです)。

 

ああいうの好きだな。色が綺麗だった。

 

ピカソの絵画としては写実的。

 

看板がちゃんとVINOS(ワイン)と書いてある!

 

・・・と思ったけど、よく考えたらピカソはスペイン人だった。そりゃスペイン語を間違えるわけないわ(笑)

 

 

 

 
ロスコ・ルームも人がけっこういて、私はあんなに人のいるロスコ・ルームを見たことはなかったかも。
 
まあ、今までもあったかもしれないけど、普段より人が多かった。
 
混雑というほどでなく、ちゃんと見られましたけどね。
 
 
 
 
ミュージアムショップも大混雑。広くないからね。
 
何か買おうかと思ったけど、レジに人が並んでいたのでやめた。
 
企画展が始まってから休暇を取って平日に来るつもりなので、そのときにしよう。
 
 
 
外のギフトショップもお客さんいっぱい。
 
外のテーブルやベンチは私が以前来たときより増えてたかも。
 
カップ入りアイスクリームを食べている人がいました。そういえばギフトショップで売ってたかな。
 
 
 
レストランの入り口を覗いてみたら(ギフトショップの入り口と共通)、順番待ちの機会 機械が導入されていました。
 
以前は紙に書く方式だったんだけど。
 
表示をチラ見したら「63組待ち」になっていたみたいだけど、ホント?
 
 
 
 
美術館に入って最初にコインロッカー(100円玉使用。返却されます)に1つ布バッグを預けて、「帰りに忘れないようにしなければ」と思っていたのに、見終わってからうっかり外に出てしまった。
 
(帽子をかぶろうとして気づいた。帽子もロッカーに入れていた)
 
この日は人が多いからか入口を入ったところに人が立っていて切符もぎりしていたんですが、そのおじさんに鍵を見せて、「ロッカーに荷物を忘れました」と言って入れてもらい、無事回収。
 
 
 
 
外に出たところ。
 
午後の日差しがまぶしい。
 
暑いせいか、水鳥さんたちもほとんど姿が見えない。
 
ガンの一種(シナガチョウ?)が2羽、池の中のいかだみたいなところにいました。
 
 
 
 
 
ここも人が写り込まないように写真を撮っているので人がいないように見えますが、実際には周りにたくさんお客さんがいました。
 
 
 
庭の散策路も人があちこち歩いていた。
 
 
萩の花でしょうか。素敵。
 
 
 
 
池の向こう側、藤棚のところから。
 
 
 
 
藤の花の季節に来たいと思いつつ、ゴールデンウィークあたりなのでいつも行かずじまい・・・
 
混んでいそうだし、自分も疲れてしまう時期だし。
 
電車+佐倉駅からの送迎バスでなく、車で来ればいいかもしれない。
 
 
 
 
 
藤棚の後ろは芝生の坂。
 
 
 
 
庭についてもう1つ記事を続けます。