スティーヴ・アオキを知っているかどうか、好むか否かは別として(私はわりと好きですけど)、アジア人としてのアイデンティティとか差別についての話です。

 

 

 

スティーヴ・アオキはアメリカ生まれのアメリカ育ち、世界で人気のあるDJです。

 

 

彼のご両親は日本人で、成功した実業家でした(レストランチェーン「ベニハナ創業者の一族)。

 

 

だけど、スティーヴは今、46歳ぐらいですから、彼が子供の頃は尚更、アジア系は肩身が狭かったんでしょうね。

 


 

 

 

インタビュー動画の中で子供の頃の写真が何枚か出ますが、瞳の色が日本人としてはわりと薄いし、ちょっとハーフみたいな感じの可愛い少年です。

 

でも彼は自分の容姿を恥じていた時期があったと。

 

 

 

Steve Aoki: Ashamed of Asian identity as a kid

 

 

Google翻訳によりますと、「子供の頃アジア人としてのアイデンティティを恥ずかしく思った」

 

 

 

今は白人オーディエンスも喜んで彼のイベントに集っているけれども、昔は人種差別に遭ったり、自分がアジア系であることを嫌だと思っていたんですね。

 

 

ハイスクールに入ってからは幸運なことに音楽に出会い、アジア系でないけれどもどこにもフィットできない気持ちを持っていた人たちと一緒になった、とか言ってるのかな。

間違ってたらごめんなさい。

 

 

とにかく、音楽は彼にとっての表現手段であり、それに出会えたことが幸運だったのね。

 


 

 

自動生成の英語字幕を表示させながらインタビュー動画を視聴してみましたが、私の半端な英語力では英語の動画は難しいので、概要欄にある英文をコピペ、さらにGoogle翻訳の和文を貼り付けてみます。

 

「青木さん」って翻訳はどうかと思うけど(笑)

 

 

DJ and musician Steve Aoki looks back on his childhood in Newport Beach, California and standing out as one of the few minorities in his school and neighborhood. Aoki recalls how racism fueled his first physical fight and how things started to improve in high school, once he found music and a crew of fellow outcasts.

 

 

DJでミュージシャンのスティーブ・アオキは、カリフォルニア州ニューポートビーチで、学校や近所で数少ないマイノリティの一人として目立っていた幼少期を振り返る。青木さんは、人種差別が最初の殴り合いのきっかけになったこと、そして音楽と仲間外れの仲間たちと出会ってから高校時代にどのように状況が好転し始めたかを回想する。

 

 

 

子供の頃に住んでいた地域が白人が多くて保守的な環境だったそうです。

 

「最初の殴り合い」というのはクラスメイトの男子と殴り合いのけんかになって、周りをみんなが取り囲んで囃し立てたという・・・。

 
 

 

ちなみに時々「ピー」と鳴るのよ(笑)。

 

放送禁止用語。four-letter words か何か、下品なスラングを言ってるんでしょーね。

 

 

 

 

使うことは使う。

でも、まともな活字媒体ではf**kのように伏字にされます。音声ならピーですね。

 

※英語を勉強中の方はこの資料が役立つのではないかしら。ググったらヒットしたPDFです。

「汚いスラング完全解説マニュアル」

https://the40.s3.amazonaws.com/present/text/present/pdf/the40-present_slang-co.pdf

 

 

 

 

 

顔立ちは綺麗だと思うし長身で体格もとしっかりしていると思うけど(ワークアウトしてるのかな)、もし、自信なさげだったり卑屈だったりしたら、こんなにクールでスタイリッシュになれないと思う。
 

自戒を込めてですが、ある種の自信は大事だなーと思ったり。

 

 

こういう風に撮るとクールで神秘的でカリスマティックですらあると思うんだけど、人により好みが変わるかな。

でも髪が長くて髭を生やしているかって、決して「不潔」な感じではないでしょ?

 

 

スティーヴに限らずですが、同じ顔立ち・容姿でも、「内面的な自信があるかどうか」や「態度」で違う。

 

 

(それを思ったのは、石塚英彦さんが昔、TV「メレンゲの気持ち」のコーナー「通りの達人」で、自信のないデブ(うつむき加減でいじけた表情)と自信のあるデブ(日焼けサロンで日焼けして顔を上げて颯爽としている)の顔を演じて写真を並べたとき。同じ石塚さんなのに違うなぁと。日焼けがどうかでなくてw この時は日焼けサロンの取材だったからそうだったんだけどね)

 

 

 

 

顔や目など、日系人であることを恥じていた。と語る様子。

 

 

 

(喋り言葉だし、自動生成字幕だからちょっと変かもしれません。あと、私が一時停止してプリントスクリーンしたタイミングでも)

 

 

 

自分で自分にそう思っていたことに対して後には罪の意識を感じた、と言ってるのかな。

 

インタビュアーの真摯な表情が印象的でした。

 

 

 

 

 

 

クールな立ち姿が出てくるミュージックビデオ(公式サイトより)。

 

 

よく見ると3人揃って映るシーンはないんだけど、中国人、日系、アフリカ系のコラボレーション。