Eテレ 日曜美術館
司会のお二人が4月から替わりました。
詳しくはウィキペディアを(笑)
守本奈美アナウンサーと坂本美雨さんでの第1回目は、横浜トリエンナーレでした。
私は一度も行ったことがありません。なんとなく遠い気がして・・・・アクアラインバスで行けばいいのかな?
今年で8回目なんですね。
たまには現代アートを見てみたい・・・気もしたけれども、番組を観たらかえってちょっと・・(苦笑)
もちろん全部ではないんだけど、いくつか「なんでこんな気持ち悪いのばっかりなんだ!!」と言いたい作品が。
いや、テレビを観ながら実際言いましたよ。
なんでこんな気持ち悪いのばっかりあるんだ!と。
私、ああいうのが苦手なんですよね~。ホラーっぽいのとか。
コンテンポラリーアートやコンセプチュアルアート(本来は1960年代ー70年代なのかな)は嫌いではないんですが、あまりにも「考え」が多かったり長い説明が付いていたりすると、たとえ気持ち悪いものでなくても、個人的にはちょっと窮屈に感じるというか。
(どんな時代の作品でもその作品の描かれた背景や作家の考え・気持ちはあるものですが)
でも興味深いのは、いろいろなバックグラウンドの作家が多いこと。
社会や文化を知るきっかけになります。勉強になりますし。
けれども、ウクライナのこととか、そういう「題材」を観ていると、なんかなあ・・・・
アーティストはアートで表現するのが表現方法だから、当然ではあるんですが。
「現代アートは同時代的なものだから、楽しいものばかりではない」というような話が番組の冒頭にありましたが、そういう感じでした。
作者がとうに亡くなっている昔の作品でなくて、今生きている作者がほとんどでしょうし。
古今東西、アートは苦難や悲嘆を描くものでもあるんですが、個人的には、こんな時代だからこそ希望を見出せるものを創りたいです。もしも自分が何か創るのであれば。
Google先生が美術展ナビの記事をオススメしてくれました。
赤いのはコンゴ民主共和国&ノルウェー出身のサンドラさんの作品です。鉄の枠組みと赤系の布で作られている。
<避難、亡命、放浪、抗議、戦争など、日本にいると遠い非日常の世界に思えてしまうことが多いけれど、世界の多くの人びとの実際の暮らしそのものです。そして、ひとつひとつ丁寧に見ていくと、誰もがいつでもその状況に置かれる可能性があること、ちょっとしたボタンの掛け違いで私たちもそのような渦中に巻き込まれてもおかしくないことが伝わってきます。>
記事の見出しが心配でしたが、上から目線ではないようで一安心。
<それでも、私たちを不安に陥れたままにしないのがこの「第8回横浜トリエンナーレ」の良いところ。危機に瀕しながらも、回復力と主体性を失わない人間の生命力もたくさん感じることができるのです。>
それならいいけれど。
ほんとに全世界からとまでは行かないにしても、多国籍で自由なアートのイベントが開かれるのは良いことだと思います。