ドジャーズの大谷選手の専属通訳、水原氏の違法賭博問題で、ESPNが、と報じられていたので記事を探してみました。
(ロサンゼルス・タイムズの方が速かったとも見聞しますが)
書かれていることはすでに日本語に訳されて報道されているとおりのようです。
もう1つ新しい記事がありました。
時系列。
抄訳(全訳ではない)がこちらみたい。
でも当ブログ記事はその事件自体のことではなくて、関連した単語の発音の話でございます。
通訳者の話ですから、しょっちゅう interpreter(通訳、通訳者)という単語が登場するんですが、あらためて発音を調べてみると、pre の音が速くて意外と難しい。
さらに ter へ続くところもですが。
※アメリカ発音です。イギリス英語をやりたい方は「英国英語」の発音記号を参照。
カタカナ表記すると、「インタープリター」(太字にアクセント)みたいな感じですが、puri でなくて、あくまでも pre であって、pとrの間に母音が入らないんですね~。そりゃそうだよな。
カタカナで「インタープリター」と書いたり、IT用語だと「インタープリタ」と書いたりするんですが、これが頭の中にあると、interpreter の発音がかえって難しくなってしまうかも・・・と思いました。
見本の音声ほど速くなめらかに言えなくても通じると思いますが、「子音の連なり」は日本語話者にはなかなか難しい(言いづらい)です。
余談ですが「翻訳者」は translator「トラーンスレイター」みたいなアクセント。
個人的には、綴りのRとLも解っていなかったです。
綴りをちゃんと覚えている人は別でしょうけど、私は口を動かして発音してみないとわからないなあ・・・
theft とかも文字で見ると意味は「盗み」(窃盗)だと解るんだけど、発音あやふや・・・
時々ちゃんと英和辞書を引いてみるのがいいですね。
あと、簡単そうな単語ほど、、、というと思い出すのが、
work
walk
warm
worm
など。
英語上級レベルの人はどうか知りませんが(自分が上級じゃないから)、中級~中上級学習者でローマ字に引っ張られて「ワ」と「ウォ」を混同する人が少なくない気がしていました。
カタカナで書くと、ワーク、ウォーク、ウォーム、ワーム。
(英語的な音にするにはもうちょっと違いますが)
自分も warm と worm は時々怪しい時があるけど、文脈で見れば判るかな・・・・。a warm breakfast とか、ちょっと違いますが heartwarming(ハートウォーミング)とか。
気になるのがクラウドファンディングなどの reward で、日本では「リワード」として定着しておりますね。
スターバックスコーヒーですら日本語として「リワード」を採用しております。
しかし英語読みするときには「リウォード」に近いので、英語学習者のみなさまは使い分けにご注意を。
バーシアの昔の歌で、Reward というタイトルの曲があって、CDブックレットの和訳がカタカナでそのまま「リウォード」となっていました。
それで「リウォード」と覚えていていたのですが・・・。
まあ、「クラファンのリワード」とか言ったら、完全に日本語ですもんね!