ふと思ってみれば、両親がだいぶ前に離婚して以降、契約名義がまだ父親のままのものがある。
公共料金関係など。
母が読んでいる新聞契約はまあいいとしても(将来終わりにするにしても、一旦終了して契約し直すにしても)、NHK、水道、ガスなどは切れ目なく使いたいものだし、私の生活に関わる。
(電気はJCOM契約で私になってるから大丈夫かな)
去年、母方の叔父が急に倒れてそのまま亡くなって、たぶんあちこちに借金はないのだけど、わからないので念のため相続放棄した。
その時に、亡き両親(私の祖父母)の名前のままだった公共料金の契約があり。
それでもそのときは問題なく相続放棄させてもらえましたし、相続人もうちの母1人だけだったし、さほど複雑ではありませんでした。
家が無人になるから、引き続き電気やガス水道が必要なわけでもなかったし。
が、将来、私の父親が亡くなった場合に、契約者名がそのままになっていると手続きが複雑になるかもしれない。
母の契約を引き継ぐのは良いとして、父については「相続放棄」するつもりなので。
不可能ではないんだろうけど、煩雑になると嫌だなと。
なので、とりあえず母の名義に揃えておこうと思い立ちました。
そのほうが現状の「使用者」と「契約者」がイコールになり、シンプルになる。
今までは、母は名義変更するのが嫌なのかな、とか、いくらかのものは夫名義で残しておきたいのかな、と思って放置していましたが、私自身の生活に影響する可能性があるとそうも言っていられない。
これはスピリチュアル的な赦す・赦さないとか、心情的に恨む・恨まないとかには関係なくて、法的な整理です。
気持ちの問題でなく、お金のことは具体的に困るので。
夫婦なら離婚すれば法的に切れるけど、親きょうだい(および代襲相続人)はそうはいかないから。
しょうがないから名義変更手続きは私が代行する。
母がそこそこ高齢という理由もあるけれど、母に任せたら嫌々な感じで先延ばししそうだし、地元の業者さんに「連絡しづらい」とか言ってるし。
申し訳ないけど変更させてもらう。自分の生活や人生は自分で守らなければ。
ちなみに、なぜダイレクトに私の名前に名義変更しないかというと、なんでもかんでも私が親たちの責任や人生を肩代わりしてあげちゃうことになる気がするからです。
(だからあえて「世帯主」にもならなかった)
なんでも甘くホイホイと引き受けるのが良いわけではないと思う。
母の生活上のサポートは経済面も含めて行いますが、自分たちの人生には一定の責任を持って欲しい。
photoAC