ちょっと思うところがあり、調べてみました。
義援金と支援金の違い。
義援金は経費等を差し引かずに100%被災者に送る仕組み。
確実だし、ものではなくお金の形で直接支援ができるけれども、1人1人の被害状況を確認してから配布するため手元に届くまでに時間がかかる点はデメリット。
また、復旧活動や救援・救護活動には使われない。
支援金は、支援団体の活動を支援するためのもの。
各支援者が使い道を決めるので、すぐ現場で役立てやすい。
支援団体ごとに活動報告や収支報告を公表して透明性を図っているが、中にはよくわからない団体もあるかもしれないので選択に注意は必要。
というような感じ。
そうか~、今まで違いを考えていませんでした。。。。
「義援金 支援金 違い」とかでネット検索するといろいろ解説があります。
たとえば、タイトルが節税対策みたいであれなんですけど、解説は解りやすかったです。
寄付先選びの注意点なども。
それから、支援機関についてあれこれ批判する意見がありますが・・・
中にはデマや勝手なイメージで悪口を言っているのもあると思いますが、日頃どういう活動をしているのかとか、寄付先を選ぶ必要はありますね。
ちゃんとしたところは活動報告書とか収支報告書とか公式サイトに出していたりします。私はあまり細かく見ていないけど。
では有名な団体なら良いかというと、問題がゼロではありません。
特に国際支援の場合は、国連機関でも搾取や虐待や不正があったりします。
一応知ってはいましたが、あらためてググッてみますと、PKO部隊の性的搾取や虐待(SEA、SEAHなどと言うようです)とかWHO職員の同様のこととか、パレスチナを支援する組織の運営の問題(2019年の報道)などあったんですね。
国連 虐待 SEA
国連 虐待 SEAH
WHO コンゴ 虐待
国連 職権乱用
などの検索ワードでネット検索すると記事があります。
陰謀論的なものでなくメジャーな報道で、当該組織のコメントもあります。
NGOでもあるみたい。問題防止の取り組み。
女性だけでなく少年に対してもあったそうです。
近年は国連も取り組むようになっているようですが、以前はやっていなかったとか、対策が追い付いていないとか。
東京大学サイトより2019年の記事。
私個人的には、活動自体には意義があるし真面目に活動している人たちがいると思って、UNHCR(国連高等難民弁務官事務所)とか、UNICEF(国連児童基金)などにも寄付しますけれども。
大手だけでなく小規模なところに寄付することもあります。地域限定的な組織でも良いと思えば(国内でも国外でも)。
自分が共感するところ、納得できるところに寄付するのがよろしいかと思います。
もちろんこれは「寄付したい場合」の話であって、「できない」とか、「したくない」とかいう場合は別です。
寄付しなきゃいけないわけではありませんから。