ああ、そうだ。忘れていました。
海外に関心のある私が忘れていたのだから、とんと興味のない人なら絶対忘れている。
病院で働く日本人「スーダンのこと 世界的に忘れられている」
武力衝突から半年となるスーダンの首都ハルツームの病院で働いている国際NGOの日本人職員が、現地での過酷な医療現場の実態を明かしました。
一時滞在中のフランス・パリで今月5日に取材に応じたのは、「国境なき医師団」の職員としてハルツームの総合病院で現場の取りまとめを務める末藤千翔さんです。
(中略)
「スーダンのことは世界的に忘れられている。いまも首都では戦闘行為が続いていて、多くの人が生活を奪われていることを知って、日本や世界から何ができるか考えてほしい」と話していました。
NGO、JVC=日本国際ボランティアセンターのスーダン事務所の現地代表の今中航さんはNHKのオンラインインタビューに応じました。
今中さんは、スーダン南部の南コルドファン州で子どもたちが正規の学校で学ぶための補習校で教育支援にあたってきましたが、4月の武力衝突を受けた情勢の悪化に伴い、5月に日本に帰国しました。
その後補習校の授業再開に向けて、7月末にスーダンに戻り、現在は北東部のポートスーダンを拠点にしています。
(中略)
今中さんは「一番求められているのは、停戦です」と述べた上で「スーダンの一般の人たちは誰も戦闘を望んでいません。私たちと変わらない人々が巻き添えになり続けていることを知ってもらいたいです」と訴えていました。
スーダンに限らず、一般市民は戦闘を望まず、平和を望むと思います。
(正義のために自分も武器を取って戦う、という一般市民もいますが)
ただ、テレビのニュースで、今回のハマスとイスラエルの件だったと思いますが、「誰もが平和を望んでいる中で・・・」と言っていたんだけど、これは私はギモンを持っています。
平和よりも「覇権」や「力」を、「相手よりも有利になること」を、「相手に勝つこと」「相手を負かすこと」を望む人間も多いのではないかと。
それは正義を訴えている側も同じ。っていうか双方が自分の正義を訴えるわけですが。
いずれにしても、目の前の生活が忙しかったり大変だったりすると、つい、そこばかりに注力してしまうのが我々一般市民です。
政治家もなのかな?