プライム会員特典の作品なので一応「ウォッチリスト」に入れていた。

 

カーソルを合わせたら、「プライムでの配信は10月30日に終了」 「Primeでの配信は7日以内に終了」

 

と表示が出たので、今のうちにと思って観てみました。

 

 

『2012』

 

 

SF映画です。世界の終わり・破滅・沈没系ですね。ディザスター(disaster)。隕石ではなかったけど。

 

2012年が過ぎてから観て良かった(笑)。でも夜に見始めちゃって、途中で「夢見が悪そうだな」と思いました。

 

最後まで見たらそうでもなかったですが・・・・・・

 

良くも悪くもハリウッド映画的。

 

例の「マヤ暦」の2012年の話(ほんとは世界が滅ぶ予言ではなかったようですが)と、ユダヤ・キリスト教のノアの方舟を合わせた発想ですよね。旧約聖書はイスラム教も関連あるようだけど。

でもビターなのはお金がらみにしているところ。きっと皮肉だろう。

 

 

 

でも、登場する人種が色々(黒人のみならずアジア系まで結構出ていた)のは、さすが今時です。良いことだと思う。SFたるもの、そうでなくっちゃね。

 

白人のパパ、ジャクソン・カーティスが名前がトップに来ていて一番の主役みたいだったか、むしろアフリカ系のエイドリアン・ヘルムズリー博士(すみませんが名字が覚えられない)のほうが主人公みたいに見えたけどな~。

まあ、いろんな登場人物がそれぞれに見せどころがあるのですが(グランドホテル方式というんですか?)。

 

 

途中で政府系の登場人物の設定がよく分からず(資金集めパーティーしていたアンハイザーさんは大統領首席補佐官なのね)、登場人物紹介を見たくてウィキペディアをチラッと見たら、人物のところでネタバレし過ぎ。ひどい。

 

これから観るつもりの人は「2012(映画)」のウィキペディア記事を読まないほうがいいです。

 

(他の映画でもこのへんで説明的な場面はないけど、アメリカ人が見ると、たぶん日本人が官房長官をすぐ分かるような感じで大統領首席補佐官が当たり前に分かるのだろうか?)

 

 

 

ひどいと言えば、ネット検索ワード候補も、「2012 映画 ひどい」というのがありました。

 

まあ、ひどいと言ったらひどい話です。色々な意味で。

 

だけど、マンガ的だと思えば面白かったし、ハリウッド的と思えばある意味では安心していられる。

 

映像は凝ってましたよね。

 

『デイ・アフター・トゥモロー』と同じプロデューサー(ローランド・エメリッヒ)と知って、なるほどと思いました。あれは昔、たぶん映画館で観ました。

『インディペンデンスデイ』『GODZILLA』などの監督/プロデューサーでもあるのか。なるほど。。。。

 

 

ちなみに飛行機で逃げる際に「エッフェル塔か?」と言うシーンがあって、なんで急にフランス?と思ってしまったが、ラスヴェガスあるエッフェル塔なんでしょうね。ホテル・パリス・ラスベガスの。

 

 

 

 

あの中で、ある意味で幸せな人だと思ったのは、イエローストーン国立公園に住みついているクレイジーなおじさん。チャーリー。

 

あとは、チベット仏教のお坊さんの師匠ですかね。でもあんな鐘ってチベット仏教にもあるんでしたっけ?? 

詳しくないので強くは突っ込めませんが、日本のお寺の鐘みたいだった。

 

 

サーシャ(ロシア人パイロット)はなかなか格好よかったと思います。ロシア人達はなかなかいいキャラクターだったと思った。


 

日本? あれじゃあ標高の低い千葉県(うちの界隈)は速攻でオサラバですよ(涙)

 

 

 

それと、旧約聖書の「ノアの方舟」のノアさんたちって大変だっただろうなあ、なんて思ってしまいました。

 

そういえば主人公の息子君の名前も「ノア」だったな。

 

 

 

 

イラストACより。