今年は11月にローマ教皇フランシスコが長崎、広島などを訪問されるとのことで、「焼き場に立つ少年」の写真が話題に上ることがある。

 

教皇が、世界のカトリック教会に配布しなさい、と指示したという写真。

 

私も昨年だったと思うけど(ブログのどこかに書いたと思うが)、東京カテドラルマリア大聖堂を見学した時、日本語版が置いてあったので頂いてきました。

 

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この少年は誰なのか今も分からないんだそうです。同じ小学校で似た子を知っていた人が探したそうですが。

 

 

この写真が教皇の目に留まったのはなぜなんだろう、と思ったんですが、理由は報道記事に書いてないんですね。

 

ググって見たところ、バチカン関係者に写真を送ったとか、献上品として写真の掲載された本を送ったという記事があった。

 

もしかしたら1つのきっかけでなく、何度か目にされたのかもしれない??

 

 

撮影したオダネル氏の写真の本、「トランクの中の日本」というのは興味深いです。

 

焦土の跡に立つ七五三みたいな晴れ着姿の女の子も気になる。

 

 

2015年に開かれたという展覧会のチラシのキャプションに、<この少年が死んでしまった弟を連れて焼き場にやってきたとき、私は初めて軍隊の影響がこんな幼い子供にまで及んでいることを知った。>とある。

 

オダネル氏の言葉でしょうが、少年の直立不動の姿勢は私も印象的でした。

 

国民学校でこういう立ち方を習ったんだろうなあ、と思った。

 

 

 

長崎の原爆といえば以前に読んで印象的だった、『ギヤマン/ビードロ』もある。

 

 

 

 

昨年11月に長崎の教会巡り旅行しようとしたら風邪ひいてキャンセルしてしまい、その機会に行ければと思っていた原爆資料館も行けなかった。

 

広島の資料館も行ったことがない。こちらは大幅にリニューアルされたそうですね。

 

 

 

どちらもいつか行ってみたいとは思いますが、千葉の田舎に住んでいると、まず東京駅や空港に出るまでにちょっと距離があるので、腰が重いんですよ。

房総半島を出て出発地点に向かって、そこからやっと出発というところが。

 

いっそのこと海外旅行だとすごく遠いから思い切りもつくんですが、国内は、これも大きな要因なのですが、最近まで国内線飛行機に乗り慣れなかったこともあり。

 

ガイドブックを買っても結局行かなかったり。。。

 

まあさすがに、遠い外国の人よりは原爆の被害を理解している、と思いたいですが。日本育ちですから。

 

 

 

どこの国だろうと核兵器はもう使っちゃいけないですね。戦争もいかん。

 

日本がまた戦争したら、ひどい目に遭うのは国民なんだから。政治家はなかなか死にませんけどね。

 

これもどこの国でも同じですが。