こんにちは
夏日が続いていたと思ったら
いきなりの入梅でしたね叫び
私は梅雨のジメジメしたのが嫌いで、、
早く夏になるのが待ち遠しいです晴れ
さてそんなジメジメした雰囲気を吹き飛ばすような
朗報です。
ラジオ波(高周波)による下肢静脈瘤の治療が
平成26年6月から保険収載されました。
ということで、ラジオ波による治療も
保険で受けられるようになたのです。
ではラジオ波とは?
医療分野で広く使われている電磁波の一種(高周波)で
10kHzから100GHzのものをラジオ波といいます。
医療分野では、300kHzから6MHzの高周波を使用して、
100℃前後の熱を発生させ、肝臓癌、乳癌などの治療
に以前から利用されています。またそのほか
皮膚科・形成外科手術などにも広く応用されています。
わかりやすく言うと、電熱線で焼くようなイメージでしょうか?ニコニコ
では実際どうするのか?
手術はレーザー手術と同じカテーテル手術です。
カテーテルの先端7cmに高周波を出すチップがついていて
そこから高周波を出し、血管壁のみを焼灼するものです。





次に、これがその様子の動画です。



この治療のメリットは均一にしっかりと血管壁が
焼灼されることです。
またラジオ波の出力も温度が120度になるように
自動調節されるため、術者・手技によるばらつきが
見られないというメリットがあります。
外科医としては術者による違いが少なくなるのは
少し寂しい話ではありますが、患者さんの
受けられるメリットは大きいと思います!!
治療成績もとてもよく、術後の痛みも
とても少ない治療です。
また再発率も少ないので、今後日本でも
広く普及する治療になるでしょう。

色々な治療法が選択肢として選べるようになってきたのは
患者さんにとってとてもよい事です!!

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