ここ1週間のマーケット状況
いまのところ、スイスフランショックによる金融機関の破たんはあったものの、
実態経済への影響は、それほど大きく出ていないようです。
今週末にはギリシャ総選挙があり、先日夜間は、日経平均やNYダウもリスク回避で売られました。
1週間をまとめると次のような状況です。
① 日経平均株価は反発しレンジ相場継続?
② 日経平均VIは、20%以上の高値を維持するも、下落トレンドで低下傾向
③ クロス円通貨はドル円を除き円高傾向
④ 原油価格の下落トレンドの継続
④ 日米国債金利の下落と金価格の高騰
全体的に、リスク回避傾向だと考えられますが、
ドルは相変わらず強く、ドル円は、レンジ相場を維持しています。
これに合わせてか、日経平均株価も、レンジ相場を継続しているようです。
しかし、
ユーロが追加緩和を決定したため、ユーロ円やユーロドルは、下落傾向を強めました。
また、豪ドルやNZドルといった豪州系の通貨も対円、対ドルで下落傾向を強めています。
豪ドルドルは、ついに、0.8ドルを割り込んできています。
また、原油価格は、下落トレンドを継続しているようです。
以上のようなリスク回避状況から、
日米国債利回りが低下し、金価格は急騰しています。
週末のギリシャの状況がクリアになれば、不確実性も少なくなると考えられますが、
引き続き、しばらく、様子見姿勢で行きたいと考えています。