消費税? 借金大国日本の財政を立て直す方法 | まつ☆ まつ☆ オープンカフェ

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みなさんご存じのように、日本は世界一の借金大国です。

どうやら、日本は、900兆円の借金があり、金利により、毎日借金が増殖しているようです。

これは、一家庭あたりにすると、約1,700万円の借金になるそうです。

出典 : http://www.takarabe-hrj.co.jp/clockabout.html


では、なぜ、日本は、ギリシャのように破綻しないのでしょうか?

それは、国民が銀行に預金し、銀行が、その預金を使って、日本国債を買い支えているからです。



これは、現在、スペインの国債の利率が、危険水準である7%をたまに超えるのですが、

ECB(ヨーロッパ中央銀行)が、スペイン国債を買い支えに入ると、6%台にもどることからもわかります。



しかし、このままいけば、日本も、いつか、ギリシャやスペインのような状況になることが予想されます。

そこで、この状況を回避するために、IMFからの提言を受けて(財務省からIMFへの出向職員が提言しているのかもしれませんが)、消費税率を上げようとしているのが、現在の野田政権です。



ここで、消費税率の上昇による税収向上は、財政を立て直すための、ひとつの方法であると考えていますが、これだけでは、足りないと考えています。


また、民主党の行った、事業仕分けによる、コスト削減が、うまくいったとしても、これを合わせても、足りないと思います。



すると、日本の財政を立て直す解決策は、インフレしかないのではないでしょうか。

インフレは、円の価値を減少させるので、借金の価値も減少させる効果があるからです。



インフレに導く方法としては、次のどちらかだと思います。

① 日本の政策が主導して、ゆるやかに経済をインフレに誘導する。(3%くらいが目標?※)

② 市場が主導して、経済をインフレに誘導する。(円の暴落を意味します)



つまり、日本が、政策として、経済をインフレに誘導しなければ、

いずれは、市場原理が、経済をインフレに導くことになるのではないかと思っています。



ただし、もちろん、しばらくは、日本国民の預金額で、日本国債は、買い支えることができるので、円の暴落はないと考えています。日本の人口が減り、高齢化が進み、経済が縮小し、預金額が減る頃が、問題になると思います。



※ 以前、日本財政再建の、数値シミュレーションをやってみたのですが、たしか、毎年3%程度の継続的インフレを続ければ、約数十年で、債務が適度な額まで減少できるというのが結論だったと思います。