このブログは、「死んでしまった後の人間のようだな」なんて思ってみました。

死んだらどうなるのだろう。

消えてしまうのか、消えるってどういう事？

もし、消えないとしても、この世からは消えるとしたら・・・

その人の事はこの世ではみんなの思い出の中。

誰かが思い出してくれでもしない限り、その人はいないも同じ。

羊のことを思い出してくれる人は、せいぜい50年もすればみんな死んでしまう。

本にでも書いて残らない限りは、この世の人に思い出される事はないでしょう。

これは、悲しい事なのか、それとも特別に感傷的になるような事でもないのか。

羊は、ネット銀行をよく使います。

はい、あちこちの口座にお金が入っているのですw

入っているだろうと思いたいのですが、実際には手元に何か通帳があるわけでも無いですし、口座カードがない銀行だってあります。証券口座なんかは何も無いです。

そうなんです。例え何百万円、何千万円入っていても、口座にアクセスして開かなければ、それがあるのか、無いのかすらわからないのです。

ましてや、アカウントがロックされてアクセス出来なくなったりしているならば、中身を確認する事すら出来ません。

なんだか似ていますよね。

自分の才能や能力もまた同じようなところがあります。

英語が話せたり、計算が速かったり、植物の知識、ITの知識が豊富だったり、会計の知識、法律の知識があってもそれらを使うことが無ければ、無いも同じなのです。

自分の才能や能力にアクセスして、使って見ないとどの程度なものなのかがわからないのです。

あんまり使わないと、腕が鈍ったなどと感じる事でしょう。

しかし、「腕」は無くなったわけではないのです。

羊はこのところ仕事でちょっと大きなプロジェクトを進行して来ていました。

今はそれを無事にやり終えて成功させたのですが、疲れが出たので病気を発症して少々休息の日々を過ごしております。

プロジェクトの中では自分の中に眠る色々な力を引き出して、上手く使わないとならなかったです。

また、逆に周りの人達の中の力も引き出すようにアクセスして全体として成果が出るようにコントロールする事も必要でした。

ある人のその知識にアクセスするには、最初に褒め言葉を言わないとならないなどと言うゲートの開け方も必要になる事がありましたし、こちらがすごく困っていて助けてもらいたがっていると下手に出て初めてアクセス出来るなどと言う事もありました。

他人の持ち物にアクセスするのは、なかなかコツが入ります。

他人の持ち物も当人が持っている自覚が無いと言う事も稀ではありません。

ここにはとても不思議な構造が存在しているなと思います。

これは、鍵と鍵穴の構造と呼ばれたりするかもしれませんが、「アクセスする為の何か」と「まとまった知恵を入れている器の扉」の関係があります。

よく「引き出し」に例えられる事も多いです。

あの人は引き出しを一杯持っているなどと言いますし、自分の力を引き出してくれた、などとも言います。

誰でも引き出せるわけでは無いから、引き出してくれた人に感謝したりします。

銀行口座の事も引き出すって言うのは偶然でしょうか。

思い出も、思い出すにはキッカケが必要です。

写真や、言葉、景色、日付、匂いや味、音、感情などをキッカケにして、思い出の扉が開きます。

でも、これらのキッカケは生きていないと中々つかめないものです。

ただ他には、自分や誰かの思い出を通じて、人の思い出を開く事も出来るでしょう。

この世から消えてしまった人たちの事を思い出す。ただそれだけのことで、アクセスが起こり、その人たちは呼び出され蘇る事が出来るのかもしれません。

何かが終わったとしても、無くなったわけではない、アクセスすれば蘇ってくる、そんな構造があるのだから行った事も無駄では無いと言えるのかもしれません。

このブログもAmebaの器の中にあり続けます。

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