最近は地方紙の社説、論説でエネルギー関連に関するものをよく見受けます。
ちなみに昨日(3月21日)は宮崎日日新聞の社説が「脱原発」でした。
(職業柄、地方紙を含めて新聞の社説、論説は読ませていただいています)
日本のあちこちで、いろんな形でエネルギー施策の議論の場が増え、関心が高まるのはいいことですね。
エネルギー施策に関心が深まるのは良いことですが、同時に議論の前に最低限の知識は必要だとも改めて思います。
首都圏にいると従来の原発異存は変らない感じがあるのですが、例えば鹿児島など地方では少しずつ再生可能エネルギーの普及が進んでいるのはご存じでしょうか?
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2022 年度における鹿児島県の再生可能エネルギー導入目標(出所:鹿児島県)
再エネ発電の2016年度末時点の導入実績と達成率は、太陽光が約1348.7MW(達成率134.9%)、風力が約263.8MW(同91.9%)、水力が261.7MW(同93.8%)、地熱が約61.7MW(同99.5%)、バイオマスが90.0MW(同101.1%)だそうです。
凹凸はありますが、全体で診るとまずまずの達成率。
個人的には(会社の見解ではありません)いきなり原発ゼロはリスクもありますが、少しずつクリーンエネルギーが増えればいいなと思います。
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