攻略予定は5月下旬以降、残雪状況見ながらハイシーズン前に...。

 

POTA(Parks on the Air)においては公園の他にも「地域(都道府県)」の要素もあります。

例えば長野県内の全公園を制覇するには、複数の都道府県に跨る公園の長野県内でのActも必要です。

 

長大な「JA-0019 南アルプス国立公園」ですが、これがなかなか難易度が高い。

このJA-0019 南アルプス国立公園は、山梨県、長野県、静岡県に跨る南北に長く広大な国立公園ですが、車で進入出来る場所はありません。当然ながら登山を伴います。山梨県を制覇(当時)した際は一番楽な夜叉神峠Actをしましたが、長野県と静岡県はお気軽とは程遠いです。

 

山梨県内なら一番難易度が低いのは、

1)夜叉神峠

2)芦安からジャンボタクシー又はバスで夜叉神トンネル通過しその先

ならどこも公園内です。

終点の広河原には有人のインフォメーションセンターがありますので、雨風凌げてトイレとジュース自販機もあります。

 

  JA-0019 SZ & NN 攻略編

問題は長野県と静岡県。

長野県内なら、広河原から更にバスで北沢峠が一番楽に運用出来るポイント。

または仙丈ケ岳まで登って運用すればPOTA&SOTAで楽しめます。

いずれにしてもアクセスが面倒です。

ちなみに北沢峠可視エリアはこんな感じ。

結構絶望的。HFオンリーになりそうですね。

 

そして一番の難関は静岡県。

楽をする方法は皆無。

所謂「南アルプス深南部」に入る必要がありますので、以下の候補となります。

上からハードな順で。

 

・塩見岳 ※兼SOTA(JA/SO-006)

・小河内岳 ※兼SOTA(JA/SO-009)

・高谷山

・三伏峠

 

三伏峠付近

一番楽に攻略するなら三伏峠付近ですが、面白みは...。

まぁそこまで行くにもCT4時間かかるんですけどね(^^;)

POTA活性化のみを目的とするならOK。ただし、ロケーションは...。

https://www.heywhatsthat.com/?view=BVFTTXWE

V/Uはやってみないと分かりませんが期待薄。

HFメインで運用必須と思われます。

 

高谷山

三伏峠から更に約1時間半程北上していけば名のある山へ上がれる。けどSOTA山ではない。三伏峠よりは当然ロケが良いと思うがあくまで「よりは」。

https://www.heywhatsthat.com/?view=XLWSI6QV

この通りのイマイチロケーション。

行く価値があるのか微妙なくらいのロケ。

 

小河内岳(JA/SO-009)

三伏峠から更に2時間強南下して行けるSOTA山(JA/SO-009)。

ここなら存分に遊べると思う。

登山口からの行程は6時間ちょい。

標高差は2,000m弱。

山歩き、POTA、SOTAと遊ぶならここが一番良さそうです。

面倒になったら手前の烏帽子岳もあるので気が楽ですね。

https://www.heywhatsthat.com/?view=DCV83QX4

がしかし、意外に悪い可視エリア(-_-;)

V/U、HFの混合技が必要そうです。

 

塩見岳(JA/SO-006)

三伏峠から更にCT5時間弱。もちSOTA山(JA/SO-006)。

登山口からだとCT9時間弱。

累積標高差も2,300m程か。

行けなくないが山頂長時間無線運用を考えるとちょっと時間がない。

しかも可視エリアが思ったほど良くない。

 

という事で、行くなら 小河内岳 ですね。

時期的には若干の残雪残る6月上旬~中旬あたりか。

ここでSZとNNの連続Actを目論んでます。

 

装備的には。

<リグ系>

・(tr)uSDX HFメインリグ

・QCX-mini HF予備リグ

・ID-51 V/Uメインリグ

・デジコミ

<アンテナ系>

・RHM12 メインアンテナ

・EFHW 可能なら設置

・RH770 V/Uアンテナ

<他>

・AH-705

・モバイルバッテリー

・スピーカー

・登山装備一式

 

運用Band/Modeは。

・144MHz/430MHz FM 最初に運用

・7MHz CW V/Uの次に運用

・21MHz CW 時間があれば運用

・デジコミ 随所で運用したい

7と21のSSBは時間があればと思います。

 

実運用は当該地にてSZ、NNの順に行うので、POTA/SOTAではない方々とは同じバンドでは複数回交信はなさそう。Hunter各局Chaser各局から次々交信頂ける事を期待したい...。

また、携帯電話圏内ならspotやtweetしつつ運用出来ますが、圏外の場合はDup覚悟ででも交信頂ければ良いなぁと。

 

色々書きましたが、何よりも一番面倒なのは登山口まで行くことかもしれませんね(笑)

 

順次この記事は更新して、人が増える今年のシーズンピーク前には行きたいもんです(^^)