毎年恒例の春の観音岳

最高の天空漫歩

しまりんもお姉さんもいなかった


どうも最近お疲れモードなので、家か近所でまったりかとも思いましたが、天気も悪くなさそうだし南ア主脈の様子でも見てきましょう!

結局ジッとしていられねい性分なのですね・・・。

完全に思いつきです(^^)


例年ここ鳳凰三山へは来ますが、春は5月中旬、あきは10月頃とお決まりの行動。ところが今年は雪も少なく軟弱な私でも行けそうなのでちょっといつもより早いですがこの日となりました。

夜叉神峠登山口からのコースは長いですが、南アの森を楽しむに打ってつけ。


1:00過ぎに家を出発。

夜叉神峠登山口を目指します。


3:00過ぎに夜叉神到着。

GW前とはいえ日曜日なので、駐車場もかなり埋まってるんだろうなと思いましたが全然いませんでした。

4:00前に入山。

いくら待ってもしまりんは来なかった。

まだ夜の帳も明けず甲府盆地の街の灯も美しい。

しっかし寒いし暑いな!と相反する矛盾満載な独り言をブツブツ言いながら、中に来てたフリース脱いで編み編み薄々アンダー、アンダー、ソフトシェルに。

夜叉神峠小屋。

閉まってますね。裏手のテン場も無人。

モルゲンロートにはまだ早い時間。

ここを目的地に来るハイカーもたくさんいます。

用もないので先へ進みましょう。

一旦下がって急登開始。

まだ朝なので元気いっぱいですが、今日は急ぐ必要もないので気にせずキョロキョロしながら歩きます。

振り返って。だいぶ明るくなってきましたね。

消灯。


陽が出てきた。やはりこうでないとね!

途中の富士見スポット。毎度ここで足を止めます。

思ったよりも天気が良さそうでホッと一安心。今日一日の行程できっと陽に焼けるのでしょう・・・。

でたぁー!

もう何度ココで悪魔(ただの睡魔)に襲撃され撃沈しかかったか分からないダラダラナガナガロード。今日も長いぜ!

「タラタラ長いなぁ〜!」

「景色も見えねぇなぁ〜!」

と何度も何度も同じセリフを繰り返す自分に、遂に俺も語彙力が欠如どころか喪失したか、といよいよ覚悟します。

氷登場。


杖立峠。

今回も戦いに勝つ事が出来ました。

ひんやり空気の森の中での一服は至福。


チョイチョイある氷を避けながら焼け跡(山火事跡)目指します。


焼け跡(山火事跡)。

毎度の一服します。

予報通り薄雲多いですがまずまずの天候。南ア主脈も美しい!まだまだ雪山、エキスパートな山ですね。

ここで一服しながら休憩するのが結構楽しみでもあります。何ならここでゴロゴロして過ごしても良いくらい。


さてここからは概ね雪&アイスバーン。勿論想定通り。まだ飛び出た石やらを大股で飛びながら進めます。

なだらかになると苺平も近い。

苺平。

果たしてどこかに苺は群生でもしてるのだろうかと毎回思いますが未だ見たこと無し。

南御室小屋へ下ります。

小屋手前ビュースポット。

奥秩父も携帯電波もよく見える!(いや見えない)


南御室小屋。

テントも登山者もいない。小屋番がヒョコッと出てきたので離れてご挨拶します。

「準備ですか?」

「そうだよー、GW前にねー!」

「お疲れ様です」

「水汲んでけー!」

何か前にも似たようなやり取りしましたが、ここまで水は一口も飲んでないので事足りそう。

一服したらこのルートの核心部へ進みます。

写真を撮る余裕がいつもない小屋裏の全面アイスバーン急登を息切らせながら通過して稜線へ出る道を辿ります。


お!もう間近!



キタァー!

薄雲ありますが冷たい空気&強い陽射し!

ここからはもう急いで歩くのが勿体ないのでユックリユックリ味わいながら(^^♪

目の前に見える薬師岳。一旦下がって手前の薬師岳小屋へ。

薬師岳小屋。

まだ小屋番もおらず人の気配なし。通過。


薬師岳。

手前の砂払岳で出会った若者二人組とここで写真撮ってあげたりで一期一会。何でもわざわざ名古屋から来たとの事。天気が良くでホント良かった(^^)

とても気持ちの良い爽やかなお二人です。


薬師岳からみる鳳凰の稜線はまさに天国。

もはや歩くのすらもったいないのでしばらく立ち止まりますが、話が進まないので歩きます。

八ヶ岳や美しがははも良く見えますね。今日は来て良かった!



南ア主脈も勢揃いで圧巻。今年は行けるかな。

観音岳。

鳳凰三山の最高点です。

この先の地蔵岳へは初めて来た時と次の2回行きましたが、それ以降はいつもここを目的地としています。

山頂標の裏手にあるいつもの岩棚でくつろぎつつ歩いた稜線。

南アも綺麗だ。時折吹く風が冷たくて寒い!

地蔵岳へ続く稜線。その先に甲斐駒ヶ岳。右奥には八ヶ岳。

センターに仙丈ヶ岳。久しく行ってないな。

おにぎり食って一服終わり、先程の名古屋二人組とも話し終わったので開店。PTTポチッとしたら速攻で北杜検問所所長に捕捉されてしまった(笑)

そのままデジコミで遊ばせていただきます。

せっかくなのでアマ430FMも。

ちょっとアンテナがしょぼ過ぎたか。帰ったらちゃんとしたコンパクトな第一電波工業製アンテナを買う事としましょう。

けどこれも気に入ってるんだよね、100円だけど。

最後にもういっちょデジコミ。

けど何度ここへ来ても無線的にはイマイチ。超絶ロケーションではあるのですが、周囲に同等の標高の山に囲まれてますので、然程お稼ぎは出来ませんね。


さて、今日は30分程度で山頂を引き上げるつもりが既に3時間も滞在しています。そろそろ引き上げましょう。

珍しく13:00前に出発、下山開始。

定位置ともお別れ。



薬師岳まで戻ってきました。

雲もだいぶ多くなってきていますが、まだ陽射しはありますね。

薬師岳小屋への下はいつまでも雪が残ってて深い。じゃんじゃん下りましょう。

薬師岳小屋はやはり人いない。これから諸々準備なのでしょうね。

樹林帯をじゃんじゃん下って、南御室小屋裏の超急坂道アイスバーン帯を半分ズリズリ滑りながら何とかノースパイクで通過。

南御室小屋。

テントが5張程。結局水も十分残っており一服は焼け跡での楽しみとして取っておき通過。

苺平。

通過。



焼け跡。

相変わらず雲は多いが陽射し満載。ここで今日最後の休憩で山中を味わいましょう。もう急ぐ必要全くなし。ああ来て良かった(^^)


あとはもうひたすら無心で歩く機械と化します。

あの有名なダラダラナガナガロードを頭の中すっからかんで下終わり。

夜叉神峠小屋へ急降下!

嗚呼良き良き。

夜叉神峠。

若干の登り返しはあれど無問題。

まだ南アは見えてますね。小屋裏のテン場には3張程度のテントが見えます。休憩不要なので通過。

下山完了。

登山口の東屋にあのお茶のお姉さんがいるものと思ってましたが不在。いくら待ってても出会えませんので仕方ないので車へ戻りましょう。


車、少ないですね。

いくら待っててもしまりんも来ないので家へ連絡し着替えて帰宅と相成りました。


帰りの中央道は恒例の小仏激渋滞もなくすんなり帰宅出来ました。


交信頂きました皆様ありがとうございました。


2021年04月24日(土)

南アルプス鳳凰三山観音岳(2,841m)

山梨県南アルプス市


やまなしK610局 デジコミ 9.2km 北杜市

やまなしTA152局 デジコミ 22km

まつもとTK304局 デジコミ 64km 美しがはは

やまなしAB98局 デジコミ 48km 富士山中腹林道

やまなしFK909局 デジコミ 48km 富士山中腹林道


JH1AJA D☆

JO1KVS D☆

JG0CQX 433.26FM 59/59 岡谷市

JI1TLL 433.26FM 55/55 横浜市

JJ1GVG 433.26FM 55/57 湘南平

JJ1MRK 433.26FM 57/57 赤城山(前橋市)

JK1VUZ 433.26FM 59/59 大菩薩嶺(甲州市)