第275回新宿東口・歌舞伎町街頭清掃(歌舞伎町)活動報告 | 東京掃除に学ぶ会

東京掃除に学ぶ会

ひとつ拾えばひとつだけきれいになる

令和6年(2024年)3月21日木曜日(6時~7時)

 

春分の日も過ぎ、桜の開花宣言が待ち遠しいですが、

今朝の新宿は気温は3度、一気に冬に逆戻りしたかのような

冷たい風が、ひとも飛ばされ、転びそうになるほど強く吹いていました。

そのなかでも、いつものように変わらず多くの皆様にご参加をいただけました。

ありがとうございました。

 

 

掃除実践は、

風が強い状況を鑑みて、世話人のみなさんから

「今日は手拾いにしましょう!」

との声があがってきました。

世話人で話し合った結果、当初の掃除役割を変更することにしました。

 

『基本は手拾いです。』

 

 

箒と塵取りを一人ひとりが持つことも有効だったかもしれませんが、

集め切れないゴミが又風で遠くに飛ばされる可能性もありましたので

一番確実な手拾いにしました。

 

軽いペットボトルや吸い殻等は、風で飛ばされ行き場に困り、ビルの狭間や植え込みにまとまって、たまっていました。

 

 

ちょっと想像してみました。

このようなゴミが放置されていると、さらに風で飛ばされていくうちに最終的には海へ流れていきます。

これが今問題になってい『海洋プラスチックゴミ問題』になります。

海に囲まれている日本には、国内外からゴミが海に流れてきます。

逆を言えば、日本のゴミが海流に乗って世界へ流れていくことにもなります。

海に流れ着いたゴミは土などの汚れが付着すると、2000mもの深い海底に沈み、

何十年もゴミのままとして貯まっていきます。陸のように片付けられることはないのです。

そのゴミを食べてる魚介類をわたしたちが食べることになります。

身体によいことはないです。

 

 

掃除をしていると、このような社会問題の壁にもぶつかります。

その壁に向き合って私たちができる掃除でこの壁を乗り越えていきたいと思います。

 

掃除の力は、学校や地域の課題を解決してきました。

その本質は、『心の荒みをなくす』ことです。

 

『心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

箒とちりとりで