【もう・・・誤解しないでん】
■ 東京深夜舞台 ■
■ 一雫ライオン ■
暑いやないかい・・・溶けちゃう。
日差しこんなに強いと溶けちゃう。
首の後ろからオジサン汗が出ちゃう。
出ちゃうの嫌だけど日焼け好きだから
どうしてもバス停で待ってても太陽の方向に顔向けちゃう。
『ジリジリ・・・ジリジリ来てるで・・・焼けてるやないかい』
何てほくそ笑みながら日焼けしちゃう。
だからやっぱり首の後ろから汗が出ちゃうん。
でもやっぱり
日焼けへの並々ならぬ愛情が勝つから汗は気にせず流しちゃう。
早く海行きたい・・・
って訳でこんばんは、ライオンでございます。
先日事務所にいる時にですね、
マネージャーさんから、
『ホントにいつも服が同じコーディネートだよね
』
とご指摘がありまして。
基本、春～夏の私の洋服は、ほぼ毎日、
外に出て誰かと会う、打ち合わせがある、たまのデート、などの場合、
【
ライオンのファッションチェック】
一雫ライオンさん。３６歳。♂。
黒のポロシャツ。
黒のジャケット。
黒のジーパン。
黒のブーツ。又は黒のスリッポン。
～完～
・・・こればっかりでございます。
このパターンは去年から始まりました。
性癖みたいなのですが、
私、一旦気に入った洋服のパターンが出来あがると、
毎日、それ来てたくなるんでございます。
ほとんど病気です。
だからですが、良くお会いする会社の方は当然、
『・・・ライオン、洋服持ってないんじゃないか？そして着替えてないんじゃないか？』
という疑問を持たれるようです。
当然です。毎日同じ格好してるんですから
でも私は小さな名誉のために、
とても小さな名誉のために堂々とお答えしたい。
【ライオンさんの言い分】
『私は、同じポロシャツを５枚常に買っている』。
そして、
『毎日履いてる黒のジーンズは臭いんじゃないか？』
という質問にも堂々と私はお答えしたい。
『私は、同じジーパンを２枚買っている』
ましてや、
『同じ黒のジャケットばかり来て痛まないのか？』
という質問にも胸を張ってお答えしたい。
『同じ黒のジャケットとお思いでしょうが、良く見ると違う黒のジャケットを私は着ている。ジャケットフェチなので凄く持ってる。それにたまにはグレーのジャケットも着ている』
『おまけに時々着る白のＴシャツとグレーのＴシャツは１０枚ずつくらい同じ物を持っている』
・・・こうね、私は事務所で堂々と宣言しました。
それでも真実が伝わりきらないので私は、
証人として、私の家に泊まった事もある担当マネージャーＯ松君を証言台に立たせ、
【以下、Ｏ松君の言葉】
『確かにライオン氏は気に入った服は必ず２枚以上持っております。
クローゼットの中は見事に黒、白、グレーの三色の服が並べられており、
【同じ服を何着も買う】、という同氏の強いこだわりに、私は思わず、
【実写版、おぼっちゃま君がいた！】と同氏の部屋で叫んだほどでございます』、
と流石担当マネージャー、私を見事に弁護してくれました。
この証言により、私への誤解は解け、
『・・・この裁判勝った！』
と思った刹那、それを聞いていた他のマネージャーさん達から、
『それにしたって全身黒は見てるこっちが暑苦しい』
『・・・・・・』
『ブーツの中は臭いんじゃないのか？』
『・・・・・・』
『最近、ますますＡＶ男優みたいだ』
『・・・』
などと非難の声が洪水の様に浴びせられ、
その意見には担当弁護士Ｏ君も何も言えず、唯一言えた事と言えば、
『・・・同氏はＡＶ男優が出来るほどの体力はないと思われます・・・』
と私を弁護しているのか馬鹿にしてるのか良く分からないことになり、
負けを悟ったＯ君は、
『・・・営業行ってきます』
とそそくさと負け戦を認めドアを開け出て行ってしまいました。
弁護士を失い、一人になった私は、浴びせられる非難のまなざしに
『・・・足は・・・臭くないもん』
と小さな声で答えるのが精一杯で、
満場一致でこの裁判は負けたのでございます。
ライオンは敗北し、事務所を出て晴れ渡る空を見上げながら、
『・・・だって、好きなんだもん』
とジャケットの襟を正し、渋谷の街へ消えていったのでございました・・・。
完。
・・・何のこっちゃ。
急に裁判物の台本みたいになってましたが、
様は結局毎日同じ格好してるだけって話でございました
そんな訳で、昨日久しぶりに会った、伊藤竜介。
・・・相変わらず北京原人みたいだね。
だけど僕は君が好きだよ。
飲もうね。
そして中村龍介。
『月一は必ず高山さんと３人で飲みたい』
そんなこと言う君が好きだよ。
思わず毎月末か月頭飲む約束をしたね。
うん、約束は守るよ。
でもオジサン、君も分ってる通り２時過ぎると眠くなって、
『次の店行くぞ！』
何て言って外に出た瞬間タクシーを拾い、
『お休み』
ってドロンと消えちゃうからね。
そんな感じで飲みましょう。
ま、相変わらず熱い奴で良い奴です、コヤツは。
そんな訳で、今から次の深夜舞台公演の劇場に、
お金納めてくるじぇぇい！！！！！！
そうすりゃ正式に小屋抑え決定だじぇぇぇぇい！！！
行ってくるジェぇい！
コウヘイがお金落としてないか心配だじぇじぇい！！！
・・・落としてたら殺す・・・。
では行ってきます
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◎ 新着情報 NEW！
一雫ライオン 脚本
【コントンクラブ image3 ～オムニバス・ギャグエンタ―テインメント～】
●原案 松野一茂 ●演出 本田誠人
●脚本 堤泰之(プラチナ・ペーパーズ) / 故林広志 / 桂小春團治 / 毛利亘宏(少年社中) / 本田誠人(ペテカン) / 一雫ライオン(東京深夜舞台)
■日程 2010年6月9日(水)～13日(日) 計8公演
■場所 シアターサンモール
■時間 6月 9日(水) 19:00
6月10日(木) 19:00
6月11日(金) 14:00 / 19:00
6月12日(土) 13:00 / 18:00
6月13日(日) 13:00 / 18:00
■料金 ￥5,500 （税込・全席指定）
＜チケット＞ 2010年4月28日(水）～前売発売開始！！
＜お問い合わせ＞ 東京音協 (TEL)
03-3201-8116
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