【見えない敵】 | 東京深夜舞台オフィシャルブログbyアメブロ

【見えない敵】



東京深夜舞台オフィシャルブログbyアメブロ-6名

                  ■ 東京深夜舞台 ■




東京深夜舞台オフィシャルブログbyアメブロ-terai

   ■ 寺井文孝 ■



気づいたら見知らぬ部屋に見知らぬ女性と一緒にいた

誰この女の人?


「早くこの街から出ろ!」


一瞬、頭の中に響いた




建物の外に出たらヒッピーのような服装の人々が往来している


女は懐に拳銃をしのばせて僕の後ろを
僕を盾にしながら歩きはじめた



何をそんなに怯えてんだ…



しかも何で拳銃?



それって本物?



ここはドコだ?



どこの時代だ?



建物は全部ヨーロッパ調で不気味な匂いでつつまれている



街はそれほど大きくなく東京ドーム一個分ほどの広さだ



街全体は鉄格子で囲われている



街の真ん中に街一番の高さの黒い建物が建っている


黒いのは窓ガラスが全部スモークしてあるからだ


この建物の中から
街から誰一人逃げないように監視しているみたいだ



僕と女が外に出て街を歩いていると




いきなりだ!





銃声が聞こえた




そして次の瞬間





僕の隣りにいた見知らぬおばさんが撃たれた



銃声は止まらずこっち目掛けて撃ってくる



僕は逃げる間もなく
撃たれたおばさんを盾にして身を守った



おばさんの肉片が飛び散る



銃声は止まらない!




人々の悲鳴



砂煙で周りがみえない



パートナーの女は即死



耳鳴りが止まらない!



考える余地なし



僕は一気に鉄格子の方向へ走った


が、


背中から撃たれた




数発…



体がしびれてきた



寒気がきた



血圧が一気に下がり






一瞬、気持ちよかったが…





地面に膝がついた




時、目が覚めた!


夢にもほどがあるぜ


念のため背中をチェックした…



こんなにスリルな夢をみたのは初めてでした




本当のスリルは現実だけで十分でしょ



まいったな(笑)




ではでは